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いくぞブレーザー!

あらたなぶきはらいめいけん

「いくぞ ブレーザー!」(英:Let's Go, Blazar!)とは、『ウルトラマンブレーザー』第12話のサブタイトル。及び劇中のセリフであるが。
目次 [非表示]

前後のストーリー


概要

ウルトラマンブレーザー』第12話のサブタイトル。


予告

宇宙電磁怪獣ゲバルガを前に、なす術のなかったブレーザーヒルマ・ゲント。両者を繋ぐのは、ただ一つの使命。それに手を伸ばす、強固な意志。


次回、ウルトラマンブレーザー「いくぞブレーザー!」


手にしたのは、雷をも断つ剣


主な出来事

これまでブレーザーに戦果を横取りされ続け、今回もゲバルガを相手にしてやられたSKaRDは、ハルノ参謀長に雷を落とされてしまう。世間ではSKaRDの存在を疑問視する風潮が高まっているらしく、それを引き合いに何としてもまともな戦果を挙げてみせろと脅しをかけられてしまう。(後にEMP対策の作戦において各部署に手回しをしていた事から、あくまでを入れるつもりだったと思われる。)


ゲバルガの放つEMPに対応するため、テルアキはアースガロンの修理と並行して以前ガラモンがアースガロンを貫いたチルソナイトを使った槍でEMPを無効化する作戦を決行する。

「チルソナイトスピア」と名付けられたそれは開発部の強力で完成したメガショットで発射することとなり、バザンガ以来のゲントの部下達も合流し一大作戦が始まった。


しかし、2度も自分の意志とは逆に動いたブレーザー。

ゲントはロッカーにブレーザーストーンを置いていくのだった。


作戦準備中、部下達と3年前の話になったゲントは、あの時自身の声に呼応して現れた謎の光に手を伸ばしたことを思い出す。

何かを忘れていそうな妙な感覚を覚える中、準備が完了する。

転がるゲバルガを爆弾で起き上がらせ、SKaRDMOPからアンリが威嚇射撃を行い誘導、射線に立たせたところを、アースガロンが構えるメガショットからチルソナイトスピアを発射しEMP器官を破壊する作戦だった。

順調に作戦は進み、放たれた槍は見事にEMP器官を破壊。テルアキとヤスノブはアースガロンで畳み掛ける。

……しかし、素の戦闘能力が高い上に普通の電撃は使えるゲバルガはそれでも倒せず組み伏せられてしまう。


駆けつけたゲントはポケットを漁るが、ストーンはロッカーの中。為すすべもなく、流れてきた雷撃に吹き飛ばされてしまう。

どうすれば良いか呆然としていると、誰かの声が響いた。


「行こう!」


困惑の中、ゲントは自身の記憶を垣間見る。

ブレーザーが幼い命を守ったこと、撤退を優先したこと。

息子に言われた、「怪獣も子供を守りたいだけ」という言葉。

あの日、部下に告げた「全員で帰還する」という約束。


そして、3年前手を伸ばした先にいた、ブレーザー


ブレーザーはただ、守りたかったのだ。ゲントという命を。

自分が部下を始めどんな命でも守ろうとする意志と、同じだったのだ。


それに気が付き、ブレーザーへの信頼を取り戻したゲントは左腕を伸ばす。

待っていたかのように備わるブレーザーブレス、ロッカーをぶち壊して飛来するストーン。

ゲントは守るもののため、ブレスを起動した。


「行くぞ───ブレーザー!」


アースガロンがらダイナミックにゲバルガを引き剥がしたブレーザーは奮戦。

やや劣勢になりながらも食らいつき、回転攻撃をも凌ぎ切って至近距離に迫ると、突き刺さったままのチルソナイトスピアを掴んで引っ張り始めた。

チルソナイトを掴んだ腕が反応しインナースペースにガラモンのストーンが生成され、ゲントは迷わず装填。雷撃が迸った。


「チルソナイトが…」「剣になった!?」

「いくぞブレーザー!」

エミとアンリが驚く中、引き抜かれたチルソナイトスピアは、EMPを吸収し雷撃を纏う剣となっていた。

やや驚きつつも、いつもの舞でその剣……チルソナイトソードを掲げたブレーザーは、ゲバルガの電撃をその刀身で叩き切り、すれ違いざまに一撃。硬い身体を貫いた刃はゲバルガに確実にダメージを負わせた。

剣として以外にいまいち使い方が分かっていなかったブレーザーだったが、レバーらしきものを2回引いたところ雷撃が充電される。振り抜いた雷は「イナズマスラッシュ」として3本の矢となり、ゲバルガの電磁バリアを破壊した。

更に6回レバーを引いたブレーザーは、雷雲を起こし、緑色の雷を纏って光の速さで飛翔。

瞬時に降り立ち電光一閃、「オーバーロード雷鳴斬」でゲバルガを真っ二つに斬り裂いた。


強敵を撃破し歓喜に包まれる中、またもブレーザーに救われた司令部は、物々しい雰囲気のままさっさと撤収していった。


…が、ハルノ参謀長だけはどこかに連絡を入れていた。


「…ハルノです。セカンド・ウェイブ、退けました」



「もうちょっとお互いを知らないとなぁ」と呟きながら帰還したゲントは、ロッカーをぶっ壊した反動でめちゃくちゃになったロッカールームを見て唖然とする。

壁に開いた穴を見てブレーザーストーンに視線を落とすと、ストーンは潔く光ってみせた。

ゲントは少し呆れつつも、笑顔でブレーザーストーンを見つめるのだった。


余談

  • この回のエンディングの出だしでゲントが隊員達から詰め寄られるカットは編集担当のスタッフさんによるとハルノに絞られた際にゲントがウルトラマンに助けられたと報告したため、ハルノが去った後切り替えの早い隊員達が『ブレーザーに助けられたときの手の感触って?』と問い詰めており、当然自分がブレーザーである事を言えないゲントは『ヌルっと生暖かい感じ…』と答えていると話している。

ウルトラマンのエンディングでは、同じカットでも少しアングルが違っていたりカットが変わる前の物を使っているがこの回では尺の都合により未公開の部分がまるまる使われている。


関連タグ

ウルトラマンブレーザー ゲバルガ ブレーザー(ウルトラマン) ヒルマ・ゲント チルソナイトソード

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