概要
フィルムの1コマ1コマを絵で表現した映像作品。
フルアニメは1秒間に24枚の絵が必要だが、日本は経費節約のため「リミテッドアニメ」が主流で1秒間に16枚、バンクシーン(繰り返し使う場面)では1秒間8枚というセル画で製作されている。
世界最初のアニメーション作品は『哀れなピエロ』という作品でこのころは何と切り絵が使われていた。
『なまくら刀』や『もぐらのアバンチュール』でも同様である。
動きはまだカクカクしていたが一応アニメーションとして成立していたのだ。
さらに技術は進みセルと言う透明なシートを用いたセル画アニメが主流だったが、近年はパソコンを使ったCG画が主流になってきた。
「アニメ」と略す場合、絵が動く作品を指すことが多いが、他にも人形や粘土細工をコマ撮りして、映像化したものもある(人形アニメ、クレイアニメ)。
太平洋戦争中には『桃太郎 海の神兵』『桃太郎の海鷲』などのプロガンタ映画が作られていた。
物資不足にも関わらず高いクォリテイ。しかし戦意高揚目的があるのは言うまでもない。
なお、アニメーションの語源はラテン語のアニマ、アミニズムから。
アニマとは霊魂や魂、アミニズムとは命を吹き込む、活動させるといった意味があります。
止まっている絵に命を吹き込むという意味からアニメーションという言葉が出来ました。