プロフィール
概要
「ファミリー」のアイリス家に所属する役者。舞台の仕事がない時は観光案内役をしている。
開拓者がピノコニーの夢境「黄金の刻」に来た直後に出会い、夢境内を案内してもらうことになる。
何故かハウンド家に不正な手段でピノコニーに来た「密航者」の疑いをかけられていたようだが…。
関連タグ
蛍(原神):原神に登場する同名キャラ。ただし一致しているのは名前だけであり、外見はかなり異なるため並行同位体ではないと思われる。
ストーリーにおいて(ネタバレ注意)
※以下、2.0開拓クエストのネタバレを含みます。
黄金の刻を散策中の開拓者
するとハウンド家から「密航者」と呼ばれ迫られる銀髪の少女を発見する。
突然その銀髪の少女に助けを求められる開拓者
そんなハウンド家に追われていたホタルを開拓者が庇うが、そこにハウンド家の保安官であるギャラガーが乱入し、
探しているのは「銀色の鎧を着た密航者」であり、「銀髪の女の子」ではない
と部下に注意をし、その場は事なきを得る。
その後、ハウンド家からの追走に際して庇ってくれた ということで、恩返しとして開拓者はホタルにご飯をおごってもらうことになる。
ホタルから財布を渡され(予算20,000信用ポイント)好きなものを買って良いと言われる。
この際、店にあるものを全て買うとホタルの予算MAXである20,000信用ポイントちょうどになり、ホタルからほんの少しだけ疎まれる。
(予算を残してクエストを進行させた場合はセリフが変化し、ホタルの好みの食べ物を聞けます)
この後も黄金の刻を観光案内と称したデートでまったり回遊して行く。
そんな折、ホタルから 「秘密基地」へ行こうという誘いを受けた開拓者は
「ドリームボーダー」という地へ足を運ぶことになる。
「ドリームボーダー」にて、ホタルは開拓者に、自分がハウンド家の疑い通りの密航者であること、現実のホタルはロストエントロピー症候群という病を患っており、医療カプセル内での生活を強いられていること、故郷がレギオンかスウォームによって滅ぼされ、星間難民になったことを明かす。
「なんだか重苦しい雰囲気になっちゃったね。ごめんなさい、こんなはずじゃなかったんだけど…う~ん、どうすれば空気を変えられるかな……」
「そうだ - 君は列車に友達がたくさんいるんだよね?こういう状況になった時って、いつもどうしてるの?」
「自撮り、自撮り…それいいかも。ていうか、ここには何度も来てるのに、どうして写真を撮ることを思いつかなかったんだろう?」
「でも1人で撮るのは…ちょっと慣れないな。一緒に撮らない?記念だと思って。」
「ちょっと待ってね、準備するから……」
「…よし、撮ろう!」
「1……」 「2……」
「チーズ --- !」
(当自撮りイベントは選択肢によって分岐が用意されており、撮らないという選択肢で進行することも可能である。が、ホタルが非常にがっかりした様子を見せる&後に発生する小イベントが回収不可能になるため激しく非推奨)
その後、黄金の刻に戻るとそこには人っ子一人として存在しない異様な風景が広がっていた。そこで出会った花火によって魔物の蔓延る謎の夢境へと落とされ、ブラックスワンの手助けで脱出に成功するも、立ち入り禁止のはずの夢境内のホテル・レバリーに侵入。
ロビーでホタルは開拓者と再会するのだが、突如飛び出してきた記憶域ミームに刺し貫かれ、泡となって消滅してしまった。
本来、夢境での死は現実の死とは別物であるが、ピノコニーの裏で起こっている異変によって夢境内にも精神的な死が蔓延りだしており、ホタルはその犠牲者となってしまったのである。
スターレイル史上最大の鬱イベントと称される本イベントだが、
ドリームボーダーでホタルとのツーショットを行っていた場合床を調べることができる。
「消えかかったスマホが地面に落ちており、未送信のメッセージが残されている…それは記念写真のようで、写真の中の2人は幸せそうに笑っている。」(拾う。)
「スマホは完全に消え、夢の泡となって消え去った。」
ブラックスワンがレバリー内での彼女の行動の記憶を再現してみると、何者かと協力して「時計屋の遺産」を探していたが突如裏切られ、更に星核ハンターのサムと遭遇して逃げ惑っていたことがわかるが、彼女が何を目的として「時計屋の遺産」を求めていたのかは謎のままとなっている。
2.0開拓クエスト終了後、ドリームボーダーのホタルの秘密基地へ赴き、二人で話をした場所を調べると開拓者本人の独白が始まる。
「あなたの心の底から苦い思い出が込み上げ、それは最も硬い金属を灰にするのに十分なほどの - 怒りの炎となった。」
※以下、2.1開拓クエストのネタバレを大いに含みます。
「もっと早くあなたの前に現われ、事実を伝えたかったのですが……」
「いつの間にか、この世界との繋がりが強くなりすぎて、「脚本」の束縛から逃れることができなくなってしまったようです。」
「…エリオの言う通り、あなたも私も、この夢の地で忘れられない収穫を得ることでしょう。」
「私は彼やカフカのように人の心を知り尽くしているわけではありませんし、銀狼や刃のような特技もありません。」
「私が得意とすることのほとんどは、慈悲を必要としない悪党にしか使えないのです。」
「なので - 私が取れる「手段」も1つしかありません。」
「そう 君に見せるしかない…」
「あたしの すべてを」
ホタルの正体とは、2.0開拓クエスト終盤にて開拓者と対峙した星核ハンターであるサムその人だった。
2.1現時点では2.0で行われたホタルとのやり取りに関しての詳しい言及はされておらず、
ホタルが死を超えた先の夢境で開拓者と無事(?)に生きて(?)再開を果たしただけである。
なお、ホタル=サムという事実が公になったため、2.0開拓クエスト中にホタルが語った
自分がハウンド家の疑い通りの密航者である
という情報は真実であったことも判明した。
(上記の結果、ロストエントロピー症候群等のホタルから出た情報の真偽は結局不明なままで、現在でも暗雲が立ちこめている)
2.1開拓ストーリー終了後にホタルの秘密基地へ赴き会話イベントを発生させると、
内容が完了前と後で変化している。
ホタル = サム説
という、各種SNS等で取り上げられていた噂/考察が今回の開拓クエストで事実であったことが発覚した。
しかし、実は公式からかなり早い段階でネタバレされていたこともまた事実であった。
『崩壊:スターレイル』OP:「WHITE NIGHT」
PV中のサムのシーンをよく見ると、炎を使った橙色を基調とした外見ではなく、
まるでホタルの衣装を意識したかのような白とエメラルドグリーンの配色がされた姿で戦闘を行っている。
また、ホタルの英語名を少し捻った考え方で解釈すると、これまたサムに繋がる。
サムは戦闘の際に炎を使用するが、ホタルの英語名を分解してみると
firefly(ホタル/蛍/昆虫)
fire fly(火/炎/飛ぶ)
となり、サムとの関連性を想起させるものになっていた。
また、ドリームボーダーでホタルと話をするシーンにてホタルがとある一節を引用する
「焦土の夢を見た。一本の新芽が土を突き破り、朝日に向かって咲き誇る。そして、あたしに囁くの」
「焦土の夢」はサム(もしくはグラモスの鉄機兵団)にしか知り得ない光景のはずである。
その他にも2.1リリース前に様々な開拓者たちがホタル=サム説の考察を行っていたため、一見の価値あり。
余談ではあるが、P・D・イーストマン著の
Sam and the Firefly(サムといたずら蛍)
という児童書が存在する。
銀狼はよくサムにスマホゲームをやらせていた(恐らくソシャゲの周回)という話があるが、
ホタルが銀狼にスマホゲームの周回を強要させられている絵面はなかなかにシュールである。
-ホタル、病気持ちでも構わないから結婚しよう-
オマージュ
「私が得意とすることのほとんどは、慈悲を必要としない悪党にしか使えないのです。」という台詞(主旨)や、戦闘スーツを粒子レベルで脱着する姿は東映の「宇宙刑事シリーズ」から。そしてゴツいスーツの中には美女という設定は任天堂の「メトロイドシリーズ」の主人公・サムス・アランから来ていると推測されている。