概要
正式名称は「東方獣王園 〜 Unfinished Dream of All Living Ghost.」
東方Project第19弾となる作品。2023年5月7日開催の博麗神社例大祭にて体験版を頒布、同日にSteamで配信開始。完成版は同年8月のコミックマーケット102で頒布された。
本作は「東方夢時空」及び「東方花映塚」を踏襲した対戦型弾幕シューティングとなっている。
ただ、操作感や弾幕感はいつもの東方の整数作品に近くなる様にシステムを再構築しているとのこと。
ストーリー
市場が開かれた影響で、古の土地の所有権が無に帰した。
所有者を失った土地は荒んでいくだろう。
だが、心配することはない。
自然と霊達が土地に取憑いていき、いつも通りの窮屈さを取り戻すのだから。
そこに欲深き獣たちがいなければの話だが……
システム
上述の通り、対戦型の形式が取られている。
また、体験版時点では「東方虹龍洞」「バレットフィリア達の闇市場」同様にアビリティカードが登場している。取得方法は変更されており、勝利すると対戦相手に応じたアビリティカードが取得できる。
キャラクター
- 『畜生調伏の巫女』博麗霊夢
- 『霊長類最強の魔法使い』霧雨魔理沙
- 『野心ある良心の巫女』東風谷早苗
- 『望んで大忙しの式神』八雲藍
- 『天真爛漫狛犬』高麗野あうん
- 『屈指のトレジャーマウス』ナズーリン
- 『地上大好き月の兎』清蘭
- 『狂喜狂乱の火車』火焔猫燐
- 『腹黒い白狐』菅牧典
- 『地上の王だと思っている化け狸』二ツ岩マミゾウ
- 『破竹の鬼傑組組長』吉弔八千慧
- 『進撃の勁牙組組長』驪駒早鬼
- 『本命の剛欲同盟長』饕餮尤魔
- 『幻想郷に堕ちた鬼』伊吹萃香
- 『小さな聖域の大聖』孫美天
- 『森閑のケルベロス』三頭慧ノ子
- 『穢れた有機物の怪物』天火人ちやり
- 『地獄の美しきストーカー』豫母都日狭美
- 『寂滅為楽の王』日白残無
ちなみに、神霊廟の幽々子を除いた1ボスが自機になるのは今作が初である。
その他未確定の出演キャラの予想がすでになされているが、十二支と絡めた予想、畜生界のヤクザ組の出演予想が多かった。
楽曲
No | 曲名 | 備考 |
---|---|---|
1 | 獣の知性 | タイトル画面テーマ |
2 | 世界は可愛く出来ている | 博麗霊夢&ストーリー序盤テーマ |
3 | 魔獣スクランブル | 霧雨魔理沙&ストーリー中盤テーマ |
4 | 一対の神獣 | 高麗野あうんのテーマ |
5 | 春の湊に | ナズーリンのテーマ |
6 | 忘れがたき、よすがの緑 | 清蘭のテーマ |
余談
実は清蘭に関してはこの作品の前の整数作品である虹龍洞にて月人の関係者がいきなり2人も登場したという参戦への伏線の様な物が張られていたりする。
また、整数作品にて1面ボス、EXボス、黄昏作品出身ボスが自機になるのは今作が初めて。
それに加えて3面ボスからの自機としてあうんが増えており、これによって各面に属するボス達(+5面中ボス)はステージ毎に2人以上が自機化したこととなった。
関連タグ
東方虹龍洞→本作(整数作品)
バレットフィリア達の闇市場→本作(小数含む)