あらすじ
新装開店した駄菓子屋にやってきたコナンたち少年探偵団。チンドン屋が演奏しており、開店祝いなのか駄菓子のスモモが配られる。初めての駄菓子に夢中になる歩美、光彦、元太だったが、コナンは『駄菓子は所詮子供の……』と興味がなさそうだ。そんなコナンに対して『大人ぶって思い上がってる!』と怒る元太。2人はケンカになり、コナンは1人で帰る事にする。その道中、路地から飛び出してきた老紳士が『オムライスの死体を見た!』と助けを求めてきて……!?
登場人物
ご存知主人公であり、今回の事件(?)の元凶。
駄菓子屋から貰ったスモモを『所詮子供が食べるもの』と言って食べなかったコナンの態度に元太は『大人ぶるんじゃねぇよ!』、光彦も『そういうのを思い上りって言うんじゃないんですか?』と険悪な雰囲気になってしまった。今回灰原は不在。
ご存知ヒロイン。本人に悪気は全くなかったが、彼女が後述のレストランにコナンを連れてきたこともきっかけの一つになっているため、ある意味もう1人の元凶と呼べる人物……とは言え、彼女自身は後述の聚楽大のお子様ランチについては褒めており、コナンの言動にも光彦同様に注意しているので、一概に元凶と呼ぶべきではないのかもしれない。
聚楽大:CV.宮澤正
今回のゲストキャラ。今回の事件(?)の黒幕にして最大の被害者。
レストラン『聚楽大』のオーナーシェフである天才料理人。世界的にも有名で、特に彼が作る『特製お子様ランチ』は星5と評価される程評判が高い。また、お子様ランチだけでなく、レストランの内装もサーカスや遊園地っぽくし、UFOキャッチャーが遊べる、フライパンや皿をジャグリングするなど、天才お子様ランチ料理人と呼ばれるだけあってか子供を楽しませる工夫も凝らしている。しかし、レストランを訪れたコナンの『いくら特製だからって、所詮お子様ランチはお子様ランチだよ』と言う一言にプライドをズタズタにされてしまい、それが料理にも微妙に影響して、味も微妙に落ちてしまい、大繁盛していた店の人気も微妙に落ち続けてしまい、店をたたむ事を余儀なくされた。こうした経緯から、子どもでありながら大人ぶって思い上がった発言をしたコナンに恨みを抱く様になり……
余談
これまでも、事件の犯人が(殆ど逆恨みではあるが)、コナンこと工藤新一、或いは他のメインキャラやサブキャラクターに恨みを抱いて犯行に及んできたが、明確にコナンに対して恨みを抱いて(しかも本当にコナンの発言が原因となって)騒動を起こした人物はおそらく聚楽大が初である。
総評
はっきりと言うと、今回のエピソードはこれまでの浦沢回どころか、アニコナオリジナルエピソード史上ぶっちぎりのカオスなストーリーとなっており、その為かこの回を視聴した多くのコナンファンからもTwitter上で『意味不明』、『酷すぎる』、『一体何を見せられているんだ…?』、『コナンはあんなこと言わない』、『スタッフ疲れているのか?』、『原作者マジギレ案件』、『もう浦沢に脚本書かせるな』と酷評の嵐で、結果名探偵コナンアニメ史上最悪のエピソードとなっている。
しかし、これらのコメントは当然ながらファン全員が言っている訳ではなく、ちゃんと評価しているファンもいる。
また、キャラ崩壊に関しては本作だけでなく過去には別のアニコナオリジナルエピソードでも発生している。
関連タグ
釈蓮:服部平次との3日間の前半の事件の犯人。彼が最後に語った『言葉は刃物』と言う忠告は、今回のコナンにドンピシャに刺さる事となった。