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直美・アルジェントの編集履歴

2023-05-25 18:22:50 バージョン

直美・アルジェント

なおみあるじぇんと

劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』のゲストキャラクター。

CV:種﨑敦美

概要

八丈島沖に建造されたインターポールの海洋施設「パシフィック・ブイ」で働く19歳のシステムエンジニア。

イタリア人の父親と日本人の母親を持つハーフだが、アメリカ合衆国ボストン育ちで同国の国籍を持つ。

両親は共に存命で、父のマリオ・アルジェントはEU議会の議員を務めている。



















以下、映画のネタバレにつき注意


実はボストンにて、宮野志保と同じ小学校に通っていた。

当時は珍しい日系人ということで他の子供たちから陰湿なイジメを受けており、それに立ち向かうこともできず泣いていたが、ある日スクールバスの車内で差別を受けていたところを同じ日系人の志保に救われた。

結果、イジメの矛先が志保に移ったことで自分は助かるも、身代わりとなった彼女を助けることができなかった申し訳無さと後悔から「人種や年齢による差別を無くしたい」という夢を抱き、若くしてインターポールにスカウトされる程のエンジニアへと成長した。


そして顔認証システムを下地に、幼少期の写真を元に成長後の顔の形状をAIで予測・構築し防犯カメラの映像から該当者を見つけ出す「老若認証システム」を開発したのだが、それを悪用しようとした黒の組織から、高額な報酬と引き換えにさらなる発展型システムの開発を要請される。

インターポールでの運用を決めていたため当然断ったものの、諦めきれなかった組織が派遣したバーボンベルモットによって「パシフィック・ブイ」から拉致され、さらに自身のペンダント型USBメモリに保存していた「志保と灰原哀を老若認証で同一人物と判定するスクリーンショット」を見られたことで、コナンたちまでも巻き込むことになる。


ちなみにこの画像は、老若認証システムのテスト運用のため日本警察管轄の監視カメラ映像記録を特別に参照させてもらった際、志保の現状が気になって小学生の頃の写真を使って調べた際に偶然見つけてしまったもの。当初は志保がと一緒に街を歩く姿を見つけたが、そのしばらく後に哀の映像がヒットし、疑問に思い内密にデータを残していた。

さすがに志保本人、もしくは彼女の子供であるとは想像もできず(APTX4869とその副作用のことは当然知らず、18歳前後のはずの志保に6~7歳程度の実子がいるのはあり得ないと思っていた)、同じく拉致されてきた灰原と対面した際にも疑問を解消できなかった。


なお、志保(灰原)は直美のことをほとんど覚えていなかったものの、元を辿れば自分と関わったせいで組織に目をつけられたことになるため「彼女が巻き込んだのではなく、私が巻き込んでしまった」と罪悪感に苛まれた。


中盤、再度のシステム開発要請を断った結果、ドイツにいる父がコルンによる狙撃の被害に遭い、次は母を狙うと脅された際には、自責の念に駆られ取り乱していたが、灰原の「子供の言葉で変えられる事もある」という発言に励まされ正気を取り戻し、彼女と陰ながら手引きしたキールのおかげで潜水艦からの脱出に成功、海中まで探しに来ていたコナンに発見され、パシフィック・ブイに帰還した。父は一命を取り留めていた事がエンディングで判明している。


老若認証システムについては顔認証をベースにしているため、顔さえ似ていれば体格などが異なっても同一人物と認証してしまう弱点をベルモットに利用され、彼女の変装による撹乱で組織からは「よく似た人物を同一認定してしまう欠陥品」という烙印を押され、組織内でシステムの信憑性が完全に潰える。

すなわち灰原とシェリーを同一人物とする証拠が失われたたために灰原は難を逃れた一方、システムの破壊を決定した組織によりパシフィック・ブイは撃沈した。


事件終息後はコナンたちに空港で見送られながら、情報非公開となっている次の配属先へと旅立った。

別れ際、潜水艦での言動から灰原が志保本人である事に気づいていたような描写を見せたが、自分の心の内に留め深く追求はしなかった。灰原の方も自分が志保である事を告げることはなかった。


余談

  • 姓の「アルジェント」(Argento)は「」を意味する(ラテン語で「銀」を意味するargentumが語源)。
  • 灰原が「宮野志保としてアメリカに留学していた頃、東洋系の容姿が原因でイジメに遭っていた」という体験談は原作エピソード「イチョウ色の初恋」でも語られていたが、直美の回想により実情が明らかになった。
  • 公開当初は年齢が不明だったが、少年サンデーS 6月号付録の劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』[魚影の書]にて志保と同年代の19歳であることが判明した。
  • CVを担当した種﨑女史は2014年に『まじっく快斗1412』で桃井恵子を、『コナン』本編では2022年のアニメオリジナル回にゲストで1度出演しており、今回が3度目の青山剛昌作品出演となる(2022年の出演が今回より後の収録の可能性もあるが、発表順でのカウントとする)。

関連項目

名探偵コナン 黒鉄の魚影 劇場版名探偵コナン

灰原哀 宮野志保

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