東方星蓮船に登場した入道。後にダブルスポイラーにも一輪と共に登場。
くもじいって言うな。
概要
雲の体をもつ入道。入道を使う程度の能力を持つ雲居一輪に使役される形で登場。
男性(?)らしく、旧作を除き東方project作品では森近霖之助に続いて史上二人目の、公式イラストを持つ男性キャラクター。そして、シリーズ史上初『正式に』弾幕ごっこに参加した男性キャラクターでもある。
※ゲームへの出演だけなら旧作の玄爺も参加しているが、当時はまだスペルカードルールが制定されていない。そもそも靈夢の乗り物としての参加であり弾幕は撃っていない。
※大ナマズは雲山より先に弾幕ごっこをしているが、そもそも想像上のキャラクターなので正式に参加したと言えるかは微妙。
『形や大きさを自在に変える事が出来る程度の能力』を持つ。雲の体らしい能力だが、体の色を変えることが出来ないため、好きな姿に化けるといった器用な真似は出来ないようだ。
東方求聞口授にて、一輪との出会いが明らかとなった。
それによると、雲山の正確な種族は見越入道とのこと。最初は足元だけ見える僧侶として現れ、顔を見ようとして見上げようとするとどんどん巨大化し、最後には相手の首を切り落としてしまうという恐ろしい妖怪である。
元々人間でありながら肝の座っていた一輪は、当時妖怪らしく人間を喰っていた雲山に一泡吹かせてやろうと考え、雲山に会いに行った。足元しか見えない僧侶が現れると「ははーん。出たわね?」と余裕たっぷりに「見越入道、見越したぞ!」と叫んだ。それが見越入道を撃退する呪文だったのだ。
本来はこれで妖怪退治は解決なのだが、完敗したショックと肝の座った一輪に感服した雲山は、一生彼女を守っていくと覚悟したのだった。
ちなみに見越入道は廃業したらしい。
性格
頑固親父で無口らしい。まさに「時代親父」である。しかし根は優しく、曲がったことが嫌いで正々堂々としている者を好むようだ。頭が固いので要領のいい一輪がうまく制御している。
そして彼もまた聖白蓮を慕う者の一人である。
別に喋れないわけではなく、ただ単に声が小さいだけ。性格は意外とシャイ。(きゃら☆めるインタビュー。ZUN談)東方キャラの中ではかなりの萌え設定である。
弾幕
弾幕勝負時は、ほとんどのスペルカードを彼が担当。
形や大きさを自在に変える事が出来る程度の能力を利用して、拳と顔を巨大化させ、拳で自機キャラクター目がけて殴りかかる・目からレーザーを発射するとやりたい放題な攻撃を行う。
果てには分身してみたりと、初見でド肝を抜かれた人も多いのでは無いだろうか。
関係ないが雲山タグが付く一輪のイラストはネタ絵が多いという噂があるが定かではない。