ソ・ラ・ノ・ヲ・ト

そらのをと

ソ・ラ・ノ・ヲ・トとは、「アニメノチカラ」第一段となるオリジナルアニメ作品。2010年1月から3月までテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、AT-Xにて全12話が放送された。

ストーリー

はるか未来、長く続いた戦争によって大地は荒廃し、海からは魚が消え、幾つもの国と言語が消滅した。そして、現代世界が半ばおとぎ話となり、世界の様相も国も人種も、今とは全く異なる状況になった世界。

空深カナタは、廃墟でトランペットを手にしていた女性兵士と対面する。喇叭手に興味を抱いたカナタは、軍に入ればトランペットを吹けると勘違いして、軍への入隊を決心する。

やがて、カナタはトロワ州セーズの街の駐留部隊であるヘルベチア共和国陸軍第1121小隊に配属されることになる。

カナタが水かけ祭りの日にセーズで騒動に巻き込まれる所から、物語は始まる。

喇叭手兼通信手（見習い）兼装填手。階級は二等兵。第1121小隊の補充兵としてセーズの街にやってきた。絶対音感の持ち主。

喇叭手兼通信手。階級は曹長。小隊の副隊長的存在として、カナタ達を指導する。幽霊が苦手。

砲手。階級は二等兵。緩みがちな隊の雰囲気を正そうと一人奮闘する。リオを慕っている。

（CV：悠木碧）

操縦手兼整備士。階級は伍長。普段は寡黙だが、聞かれたことには答える。「タケミカヅチ」の復元に勤しむあまり、常に寝不足で、急に眠り込んでしまうことも。

（CV：遠藤綾）

第1121小隊の小隊長。コマンダー。階級は少尉。おっとりとした性格で、部下であるカナタ達にも優しく接するなど、あまり軍人らしくない立ち振る舞いが多い。雷が苦手。

旧時代の遺物で、ヘルベチア共和国内に10輌と残っていない高性能多脚戦車。カナタが第1121小隊に着任した時点では、復元途中の状態にあった。

第1121小隊に2台配備されている軽軍用車。元は、第二次世界大戦中にドイツで生産・運用された小型軍用車両である。

オープニングテーマ「光の旋律」

作詞・作曲・編曲 - 梶浦由記 / 歌 - Kalafina

エンディングテーマ「Girls, Be Ambitious.」

作詞 - 磯谷佳江 / 作曲・編曲 - 日暮和広 / 歌 - 戸松遥