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チュパカブラの編集履歴

2021-12-25 12:28:30 バージョン

チュパカブラ

ちゅぱかぶら

20世紀末に目撃情報が相次いだ未確認生物のひとつ。

概要

 名前はスペイン語で「山羊の血を啜る者」を意味する。英語圏では「ゴートサッカー(Goatsucker)」とも。

 その名前の通り、放牧されている山羊や羊などの家畜を襲撃し、その血を吸い尽くして殺す生物。

 大きな赤い目を持ち、むき出しの牙を生やし、骨と皮だけの痩せた外見をしている。全長は人間の半分程度。二足歩行で立ち上がり、人間が近づくとすばしっこく暗闇へと逃げていく。


 その正体については、カルト宗教の崇拝者による儀式によって呼び出された悪魔、果ては軍の実験による新生物、或いは宇宙人ないし宇宙生物など様々な説が存在する。

 現在はグレムリンのような外見で統一されているが、外的特徴の細部は目撃情報によってかなり異なる。

 

 1995年2月頃にプエルトリコで発見されて以来、チリメキシコアルゼンチンなどの南米各地、さらにはアメリカでも目撃されるようになった。さらにチュパカブラによるものと思われる家畜の死亡事故が頻発するようになり、その被害件数は1000件を超えるとも言われている。


正体

 DNA鑑定の結果、目撃情報の多くは野生動物の誤認(野犬やコヨーテ、アカゲザル等)であったケースが多数を占めた。新聞に載ったやせ細ったエイリアンの様な見た目の写真は、全身脱毛症のやせ細った野犬の姿と一致した。


 チュパカブラの噂の原因となった事件は、猿の一種の犯行によるものと考えられている。飼われていたものが逃げ出した後に凶暴化し、家畜の首に噛みつき殺したものと思われる。

 ヤギや牛などの家畜が血が吸い尽くされて殺された噂についてもいくつか再現性があり、家畜が野犬などに襲われて死ぬと、血液のほとんどが地面に流れ出て吸収されるため、まるで血を吸われたかのような死骸の姿になる。家屋で死んだ遺体についても、死後長時間放置されたことで血液成分が破壊され、透明化していたたことが誤認の原因であったとわかっている。


 そもそもチュパカブラの目撃情報やそのせいとされる家畜の被害報告が増えた年でも、家畜の死亡件数自体は特に上昇していない。つまり昔から当たり前のように起こっていた野生動物による家畜の死亡事故をチュパカブラの仕業と認定していた可能性が強いのである。

 似た事例としてキャトルミューティレーションが挙げられる。


関連作品

チュパカブラの武レドラン ギャブラー(スーパー戦隊シリーズ) - チュパカブラをモチーフとしている。

加藤葉月(響け!ユーフォニアム) - 自分のチューバに「チュパカブラ」と名前を付ける。

水曜日のカンパネラ - 「チュパカブラ」というタイトルの曲を歌う。

サクラクエスト - ミニ独立国の名前が、チュパカブラ王国。

モン娘☆は~れむ - チュパカブラのモン娘であるチーカが登場。特定のイベントにおいて確率で入手できる。

遊戯王OCG - 「未界域のチュパカブラ」として登場。

アイドルマスターミリオンライブ! シアターデイズ - エイプリルフールイベントに登場。また、モチーフにしたレッスンウェアもある。そしてとうとうチュパカブラがモチーフの楽曲が登場してしまった。

吸血鬼すぐ死ぬ - 主人公ドラルクの一族が移り住んだ南米の地でアルマジロ達と共に住んでいた。

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