概要
インターネット・プロトコル(IP)を利用した世界規模のネットワークシステム。世界中のコンピュータネットワークが相互接続されている。
そのメディアとしての利便さは、近年で最も人間への影響を幅広く、そして大きくもたらしたシステムと言われている程である。
このシステムの原型となったのは1960年代にアメリカ国防総省の高等研究計画局(DARPA)などの出資の元、アメリカ合衆国の複数の大学が共同で開発したARPANET。
このシステムは広大なアメリカの各地に点在する企業や大学のどこからでもコンピュータ群にアクセスし、ソフトウェアといった計算機科学の研究成果を素早く広めるために開発された。
このシステムに関しては『核戦争下でも使用できる軍用ネットワークシステムだった』と紹介されることが多々あるが、それは誤りである。そのようなネットワークシステムの開発も行われてはいたが、ARPANETとは無関係の研究だった。DARPAは軍事とは無関係の研究にも出資しており、ARPANETもそのひとつだったのである。
その後、1980年代にはアメリカ国立科学財団の開発したNSFNetが役割を引き継ぎ、CERNのWorld Wide Webプロジェクトにより現在のインターネットの基礎が完成することになった。
また日本では大学や研究機関を回線でつなげたJUNETが作られ、日本でのネットワークの母体が作られていった。
インターネットとWWW
インターネットはしばしばインターネット上で提供されているハイパーテキストシステムであるWWWと混同されるが、インターネット上で行われるサービスにはそのほかにもテキストやファイルのやり取りを行う電子メール、音声(動画)通話を行うIP電話、ゲームなどで行われる通信対戦など、WWW以外のサービスも広く利用されている。
インターネットの歴史
WWW以前
学術目的だったインターネットが一般の商用利用に開放されたのは1980年代であった。しかしこの頃はソフトウェアもコンテンツも充実しておらず、ごく一部の人にのみ使われていた。
WWW以降
インターネットの存在が一般に知られはじめたのは、1993年のこと。
World Wide Web( WWW、Web )を利用するためのブラウザ「NCSA Mosaic」がパソコン向けに提供されはじめてからであり、さらにWindowsがネットワークに対応したことも普及を後押しした。
以降3年ほどで世界中に急激に広まり、それまで電話回線等を用いて行われていたパソコン通信に取って代わった。
2000年頃までは、基本的に音声電話の回線を利用してプロバイダに接続していたが、2001年以降、日本でもADSLや光回線によるブロードバンド接続が普及し、パソコンでの利用形態は現在に近いものになる。
2000年代中盤以降は無線LANや携帯電話回線経由の接続も一般化し、パソコンを使わず携帯電話、あるいはゲーム機等各種デバイスのみで利用するユーザーも少なくなくなり、スマートフォンやタブレット等でも利用可能である。
現在では我々とインターネットは切っても切れない関係になっている。
“インターネットは人類が初めて作った、人智の及ばぬ代物だ。それは人類最大のアナーキーな実験なのだ”-エリック・シュミット(元Google CEO) |
日本のインターネットの歴史
1980年代
1984年 | - 9月、東京工業大学総合情報処理センターで当時助手を務めていた村井純氏(現:慶應義塾大学教授)が元の職場の慶應義塾大学との間にJUNETというネットワークを引く。
- 10月、東京大学が加わり、実験ネットワークとして本格的に伸びていった。ちなみに、当時は電電公社(現:NTT)以外が通信線を引くことは違法だったため、村井氏は色んなところから怒られた。
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1986年 | - 1月、JUNETとアメリカの学術団体CSNETが接続される。
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1988年 | - 8月2日、初めてIPパケット通信が成功。国を超えたネットワーク網としてのインターネットが産声をあげる。当時はダイヤルアップという接続法が主流だったため、実験を繰り返した結果電話代が100万超えして、JUNETメンバーが大慌てした。企業からのカンパで何とかしたものの、後に日米間の専用線が引かれ始める。カンパ目的が研究目的のため、研究名をWIDEプロジェクトとする。同時にネットワーク名をWIDEインターネットと名付ける。
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1989年 | - 1月、WIDEプロジェクトがハワイ経由対米専用線接続を確立(64kbps)。
- 4月、日本国際通信株式会社(ITJ 現:KDDI)が国際専用線サービスを開始。
- 9月、WIDEインターネットが日米間のIP接続を開始。国際通信可能なインターネットの正式オープンである。
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1990年代
1991年 | |
1992年 | - 12月3日、株式会社インターネットイニシアティブ企画(現:IIJ)設立(プロバイダー運用のため)。
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1993年 | - 3月、JNICが任意団体JPNIC(現:日本ネットワークインフォメーションセンター)となる。
- 11月、IIJがインターネット接続の商用サービスを開始。
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1994年 | - 3月、日本初のインターネットエクスチェンジとしてSPIXP-1が設置される。場所は東京神田神保町の岩波書店地下、WIDEプロジェクトネットワークオペレーションセンター。1999年に運用を終了するまで岩波書店内での運用が続いた。
- 10月31日、JUNETを発展解消。
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1995年 | - 7月、Amazon.com(Amazon)がオンライン書店としてのサービスを開始する。
- 8月、NTTが初の定額制オプションプラン「テレホーダイ」を開始。午後11時からは「テレホタイム」と称され、同一市内への接続であれば1800~2400円で使い放題となる。インターネットのヘビーユーザーには必需品のサービスとして2001年頃まで盛んに利用された。
- 11月23日、Microsoft Windows 95の日本語版が発売。以前から存在したパソコン通信会社、電話会社やその他の通信社のネットワークがつながっていき、インターネットが爆発的に普及していく。しば氏により掲示板サイトあやしいわーるどが開設される。
- 12月、低価格なISDNのターミナルアダプター「MN128」が発売されたことが引き金となり、ISDNが一般ユーザーにも普及し始める。従来のアナログ回線に比べ接続が安定していることと、インターネットをしながら電話ができることがメリットであった。
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1996年 | |
1997年 | - 8月5日、あめぞう氏によりスレッドフロート型掲示板サイトあめぞうが開設される。
- 9月15日、Google.com(Google)がドメイン登録される。
- 11月、Webサイト無料提供スペース、ジオシティーズ・ジャパン(2000年からYahoo!ジオシティーズ)がサービス開始(2019年3月サービス終了)。
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1998年 | - 11月2日、ケーブルテレビを利用したブロードバンド接続サービスZAQ、関西地区の一部で運用開始。ブロードバンド接続サービスの先駆けとなる。
- 11月27日、ドリームキャスト発売。ゲーム機のネット接続の先駆けとなる。だが、電話代の事もあり普及は進まず、2000年のファンタシースターオンラインまで成功したオンラインゲームは出なかった。はっきり言ってセガは時代を先取りしすぎた。
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1999年 | - 4月、WIDEプロジェクトがIPv6のワーキンググループ設立。日本が先行してIPv6の仕様策定、実証を行うこととなる。
- 5月、あめぞうが度重なる荒らしにより荒廃。2ちゃんねる(現:5ch)が避難所として西村博之氏により開設される。
- 7月、アップル(Apple_Inc.)はAirMac(日本以外での商標はAirPort)を搭載したiBookとAirMacベースステーションを発売。無線LANを搭載したパソコンの先駆け。
- 7月30日、Macromedia Flash 4リリース(現:AdobeFlash)。条件分岐、オブジェクトのドラッグ、MP3での音声再生に対応。軽量な動画・インタラクティブコンテンツを提供できるというFlashの特性が認知されたのはこのバージョンから。FLASH黄金時代の幕開けである。
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2000年代
2000年 | - 2月、任天堂の黒歴史?ランドネット運用開始(翌年サービス終了)。当時の任天堂、ソニーはゲーム機のマルチメディア化を模索していたが、実を結ぶのは2006年頃となる。
- 3月、IPv6の実証終了、仕様完成に伴いワーキンググループを発展解散。
- 9月、e-Japanが提唱されIT基本法が制定される。
- 10月、Jフォンがシャープ製カメラ付き携帯電話端末J-SH04を発売し、大ヒット。メールに撮影した写真を添付して送信できる機能を写メールと名付け、他社も次々と追随した。
- 11月、Amazon.com(Amazon)が日本進出。
- 12月31日、経済企画庁(現:内閣府)の音頭でインターネット博覧会(通称:インパク)が1年間実施される。
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2001年 | - ブロードバンド元年と言われた年。
- 6月、Yahoo! BBがADSLに参入。孫正義の英断で画期的な低価格を打ち出し、ADSLによる常時接続の浸透が一気に進む。ヘビーユーザーはADSLを使うためISDNからアナログ回線に戻す動きも。当時はヤフーが駅前でADSLモデムをタダで配りまくっていた。
- 6月1日、DDIポケット、PHSのiP接続サービスAirH"(のちのAIR-EDGE)をサービス開始。定額制のモバイル通信サービスの先駆けで、サービスイン当初からPHS (H") が利用できるほぼ全国のエリアで利用できた。
- 6月21日、NTT東西が光ファイバーを用いたブロードバンド接続サービスBフレッツが運用開始(10Mbps→100Mbps)。当時は100Mbpsでの接続はオーバースペックであり、コストの問題で普及せず、光回線の浸透は2006年以降になる。
- 8月、画像掲示板ふたば☆ちゃんねるが開設。当初は2ちゃんねるの避難先だった。
- 10月、NTTドコモがFOMA(W-CDMA方式)の商用サービスを開始。世界初の第3世代移動通信システムだった。
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2002年 | - 前年に引き続きADSL普及が進み、FTTH事業者や無線LAN事業者も相次いで参入。
- 7月、無料無線LANホットスポットのFREESPOTが登場。
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2003年 | - ADSLの通信速度競争が熾烈を極めた。2001年の8Mbpsからこの年の末には40Mbps超にまで高速化されたが、実行速度との乖離も問題視された。
- 1月16日、Xbox Live日本でサービス開始。ドリキャスの頃とは違い、ブロードバンド接続が当たり前になってきた時代であり、電話代の心配はなくなったものの、XBOXの販売数のあおりを受けてイマイチ普及しなかった。
- 6月12日、SCEI(SONY)がPlayStation BBを開始(2016年3月31日サービス終了)。プレイステーション2のインターネット関連の装備を外付けにした代償か、そこまで普及しなかった。なお、PS2の薄型モデルはLAN端子を装備しているが、PlayStation BBはオミットされている。
- 10月1日、「海外版ふたば☆ちゃんねる」こと4chanが開設される。
- 12月、中華人民共和国がインターネット検閲システム金盾の本格稼動を開始。
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2004年 | - 2月、mixi、GREE、サービス開始。のちにFacebook、Twitterなどが台頭するまでは、日本におけるSNS(SocialNetworkService)サイトの代表格であった。
- 4月、前略プロフィール、サービス開始。いわゆるプロフサイトの先駆けとして知られる(2016年9月、サービス終了)。
- 7月27日、スカイプ、サービス開始。
- 9月15日、Amebaブログ、サービス開始。
- 12月、ニンテンドーDS、PSP(プレイステーション・ポータブル)発売。DSは無線LANが内蔵されているとはいえ良くも悪くもゲーム機の枠を出ないマシンだったが、PSPはPS2と同じくマルチメディア機を目指し、ネット接続可能なメディア端末として一定の成功を収めた。
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2005年 | - 2月、動画共有サイトYouTubeサービス開始。
- 11月23日、ニンテンドーWi-Fiコネクションサービス開始(現:ニンテンドーネットワーク。Wi-Fiコネクションとしては2014年5月20日サービス終了)。
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2006年 | - 光ファイバーによるブロードバンド接続(FTTH)が普及し始める。料金がADSLと大差がなくなったことと、動画などのリッチなコンテンツの浸透が要因。ADSLの普及率もピークに達し、勧誘対象がADSLから光回線にシフトしていく。
- 2月、モバゲータウンがサービス開始。携帯電話向けのSNSで、いわゆるガラケー時代のソーシャルゲームサイトの代表格的存在。のちにPCやスマホにも対応しMobageと改称している。
- 7月15日、短文投稿サイトTwitter、サービス開始。
- 8月23日、Gmail、招待制からサインアップ制に移行。ajaxと言われるHTML+CSS+JavaScriptによるインタラクティブなコンテンツの先駆け。
- 9月、Facebook、一般ユーザーに開放(2004年の開設当初は学生専用のSNSだった)。
- 11月、PlayStation3、発売。同時期にPlayStation Networkサービス開始。
- 12月2日、米国から一足遅れてWiiが日本で発売される。
- 12月12日、ニコニコ動画(仮)、実験サービス開始。Flash黄金時代が終焉を迎え、動画共有サイトに移行していく(ただし、当時のニコニコ動画やYouTubeの動画再生はFlashを使用していた)。
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2007年 | - 9月1日、アクトビラ、サービス開始。この頃から、テレビやレコーダーにもLAN端子が装備され始める。
- 9月10日、pixiv、サービス開始。
- 11月、Amazon.comがKindleを発売。電子書籍の普及が進み始める。
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2008年 | - 1月22日、HTML5のドラフト(草案)が発表される。
- 3月31日、フレッツ光ネクスト運用開始(100Mbps→200Mbps→1Gbps)。従来のBフレッツによるインターネット接続サービスに加え、IP電話サービスであるひかり電話とケーブルテレビと同形態のフレッツ・テレビ伝送サービスを加えたもの。
- 7月11日、iPhone3G発売。日本で初めて販売されたiPhone(当時はSoftBankの取り扱い)。このころまでは携帯電話はガラケー主流でパソコンと携帯でネット運用が分けられていたが、スマートフォンの普及に伴い、徐々に曖昧になっていく。
- 9月23日、Android OSリリース開始。
- 11月1日、ニンテンドーDSiが発売。この頃になるとゲーム機をインターネットに繋ぐのが当たり前になってくる。
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2009年 | - 7月1日、UQ WiMAXサービス開始。無線アクセス技術「モバイルWiMAX」を活用し、下り40Mbps/上り10Mbps(当時)の高速通信を無制限に利用できる(速度制限はある)。
- 7月1日、NAVERまとめがサービス開始。
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2010年代
2010年 | |
2011年 | - 4月、YouTubeが、YouTubeパートナープログラムを一般向けに解放。いわゆるYouTuberの始まりである。
- 4月15日、他の地域(RIR)に先駆けて、日本のJPNICを含むAPNICの新規に配布するIPv4アドレスの在庫が事実上枯渇。IPv6の普及が真剣に考えられるきっかけとなった。
- 6月23日、LINE、サービス開始。
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2012年 | - 2月24日、ソフトバンクが子会社のAXGP網を利用したSoftBank 4Gを開始する。下り最大76Mbps。日本初の第4世代移動通信システム(4G)を名乗るサービスだが、厳密には4G規格ではなかった。
- 3月8日、Siriが日本語対応。ユーザーの指示や質問に答えてネット上の様々なタスクを代行するAIアシスタントの先駆け。
- 6月、違法ダウンロード刑事罰化。対抗してアノニマスが財務省、自民党、JASRACの公式ウェブサイトをダウンさせる。
- 9月21日、auがFDD-LTE技術を用いた4G通信サービス。au 4G LTEを開始する(厳密な意味での4Gではない)。
- 10月10日、ソフトバンクもFDD-LTE方式を用いたSoftBank 4G LTEを開始する(厳密な意味での4Gではない)。
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2013年 | - 7月、インターネット選挙運動解禁に係る公職選挙法の一部を改正する法律が成立。
- 10月31日、UQ WiMAXの後継サービス、WiMAX 2+がサービス開始。WiMAX 2.1技術を活用し、正式に4G通信サービスの1つに数えられるが、サービス元のUQコミュニケーションズでは4Gは上述のau 4G LTEをさし、WiMAX 2+を4Gとは呼んでいない。
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2014年 | |
2015年 | - 3月27日、NTTドコモがLTE-Advanced技術を用いた4G通信サービスPREMIUM 4Gを開始。下り最大75Mbps。
- 4月、学校法人花沢学園明聖高等学校が、日本初のアバターで通える通信制高校、明聖サイバー学習国を開校する。
- 5月26日、公職選挙法改正案が施行。インターネットを用いた選挙活動が解禁される。
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2016年 | - 3月1日、インターネットテレビ局AbemaTVが先行配信を開始。
- 4月6日、KADOKAWA・ドワンゴが、インターネットによる通信制の高校を開校。校名はN高等学校。
- 7月、スマートフォン向けゲームアプリポケモンGOがリリースされる。位置情報を組み込んだオンラインゲームとして初めて世界的に流行した。
- 11月、キズナアイが「世界初のバーチャルYouTuber」を称してデビュー。実際にはそれ以前にも同様の活動を行っていたアバターは多くいたが、翌年以降後続のキャラクターが続々と登場し、一大ブームを巻き起こすきっかけになった。
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2017年 | - Google Home(Google)、Clova WAVE(LINE)、Amazon Echo(Amazon)が相次いで発売され、スマートスピーカーが一躍注目される。
- 電子書籍配信の売り上げが、紙の書籍を上回る。
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2019年 | - 3月、Yahoo!ジオシティーズがサービス終了。ホスティングサービスの代表格で、ブログやSNSの台頭前に流行した古参の個人サイトの多くが姿を消した。
- 4月、韓国とアメリカ合衆国で第5世代移動通信システム(5G)がサービス開始。
- 9月、NTTドコモ、日本で5G通信サービスの試験運用を開始。
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2020年代
2020年 | - 1月10日、香川県議会が香川県ネット・ゲーム依存症対策条例の草案を公表。条例レベルでネット・ゲームの利用を規制しようという内容に物議を醸すも3月17日に可決。4月1日から施行。
- 3月25日、docomo、5G通信商用サービスを開始。
- 3月26日、au、5G通信商用サービスを開始。
- 3月27日、SoftBank、5G通信商用サービスを開始。
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予定
2020年 | |
2021年 | |
2022年 | - 3月、auの3G通信サービスCDMA 1X WINが終了予定。これにより大部分のガラケーと一部のスマホが使用不能になる。新規申し込みは2018年11月7日をもって終了済み。
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2023年 | - 1月31日、フレッツADSLがサービス終了の予定。
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2024年 | - 電話網のIP化によりISDN接続サービスが終了する予定。
- 1月、ソフトバンクが3G通信サービスを終了予定。
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2026年 | - 3月31日、NTTドコモが3G通信サービスFOMAおよび3G通信サービスiモードを終了予定。2018年10月の同年第2四半期決算説明会で「2020年代半ばで停波予定」と発言されていたが、改めて明言された形になる。新規申し込みは2019年9月30日をもって終了済み。これをもって第3世代通信サービスは幕を閉じる。
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