概要
警視庁公安部の刑事であり、長野県警捜査一課警部・諸伏高明の実の弟にして、公安から黒の組織にスパイとして潜入し、殉職した捜査官・スコッチの本名。享年24〜27歳。
スピンオフ作品『警察学校編』にて、警察学校在籍当時22歳であったと判明したことから、兄・高明とは6歳差である(同期かつ同い年の降谷が本編で現在29歳であるため)と思われる。
幼い頃に両親が亡くなり、兄とは別に東京の親戚に引き取られたが、兄弟間で連絡や手紙のやり取りはしていたようで、東京で友達が出来たことを電話で、警察官になったことは写真と手紙で報せている。
しかし公安に配属された際、兄には「警察官を辞めた」と言い、それ以来手紙や連絡のやり取りは行なっていなかった。そして数年の時を経て、彼の死後に発見された遺品であるスマホが高明に渡り、スマホにある黒いシミ(=血痕)と銃弾の跡、裏に彫られていた独特の「H」の文字(=景光が自身のサインで使っていたもの)から、高明は弟が公安に配属され殉職したと確信する。
降谷零(安室透)とは幼い頃からの友人で、互いを「ゼロ」「ヒロ」と呼び合う仲にあり、彼と伊達航・松田陣平・萩原研二とは警察学校の同期だった。
過去
22歳で警視庁警察学校に入校。降谷零・松田陣平・萩原研二・伊達航は、同じ鬼塚教場に在籍していた同い年の同期。
正義感は強いが、幼少期の両親が殺害される現場を目撃したことによるトラウマを抱え続けており、夢で見る事もある。
余談
「景光」の由来は、担当声優の緑川光と彼がガンダム作品で演じたヒイロ・ユイ(ヒイロ→ヒロ→景)からという一説がある。
また、登場当初から「高明と目つきがソックリ」などの指摘が上がっており、彼と何かしらの関係があるのではと一部で囁かれていたが、この2人のように偶然だという意見もあった。
立ち位置上のモデルとしては、高明のモデルである諸葛孔明の兄弟・諸葛瑾であると推測される(あちらが兄であるのに対し、こちらは弟であるが)。
関連イラスト
高明や安室ら警察学校組と一緒のイラストが多い。