有栖川桜は、小野敏洋(上連雀三平)の漫画『バーコードファイター』の登場キャラクター。
主人公・虎堂烈の幼馴染。明太子が苦手な11歳。
作品のヒロイン的存在かつ、本作を象徴するキャラクターであり、
復刊ドットコム版1巻巻末描き下ろし漫画では「バーコードといえば桜」
とそれを認識した作者コメントがある。
また、復刊ドットコム版の表紙は2巻共、烈以上に大きく描かれている。
黒髪ストレートのロングヘア。フェミニンな服装を好む。
猪突猛進な烈の性格を律し、アドバイザーとして正しい方向へ導く。
また、烈の事が好きだが、烈自身は好意に気づかず全く相手にしていない。
見た目はお淑やかで可愛らしい美少女だが、実は性同一性障害であり、
第11話において、温泉で清白彩に服を引ん剥かれ裸体が晒された事で、
桜が男の子(女装美少年)だと明らかになる。
ただし、烈自身は小さい頃からその事実を知っており「お姉さん」好きの烈は、
桜が「もし女だったら…」と思っている。
秘密が明らかになっても、同級生の女子達は概ね好意的で、トイレに一緒に行ったりする仲である。
バーコードファイターとしての実力は行きつけのバトルドームでは烈同様、
毎回必ず上位に食い込んでおり決して低くないが、やられ役となってしまう事が多い。
作者の上連雀名義での成年コミック『アナルジャスティス』では
「男の子だけの女子高を作るのが夢」と語る、大人になった
桜と思しき人物が登場する。
乗機
シルフィード → シルフィード・セラフ
ファンタジー風の妖精の様な姿をした人型の機体。魔法系の攻撃を得意としている。
外見は基本的に桜にそっくりに作られているが、なぜかおちんちん迄、詳細にモデリングされており、その部分を見た相手は精神性のショックで爆発する。それが決め技となって大会で勝利を収めたこともある。
他にも人魚型の水中戦用バリエーション「アンディーン」を所持しており、こちらも同様に顔が桜にそっくり。
中盤でアンディーンを作成して以降は、烈のバーコードと相性のよいバーコードを使用しており「ハイパービートル」へ合体することが可能。