チルノの絵日記

ちるののえにっき

『チルノの絵日記』とは、東方Projectの二次創作作品である『あたいの絵日記』、及びそれに関連するイラストに付加されるタグ。クレヨンタッチのイラストが特徴的であり、作品中の主人公であるチルノが描いた絵日記としての形式を取っている。

作品の基本情報

原作

上海アリス幻樂団・ZUN氏製作

PC シューティングソフト、東方Projectシリーズ

製作

優治パパ氏

公開

2011年04月13日からpixivにて第一回が掲載され、2013年12月02日投稿を以て1000話を達成した。そして現在も連載中である。通常通り製版された本として計算すれば500ページと表紙、分厚い百科事典と比較しうる厚さ、日数にして1000日分とすれば3年近くの分厚い絵日記である。

2015年04月16日には1500話を達成する。丸4年と3日、チルノの部屋には分厚い絵日記が置いてあることであろう。

2000話達成

今に至るも連載中である『チルノの絵日記』であるが2016年8月28日、ついに2000話を達成するに至る。これまで綴られてきた幻想郷の物語の中で、この絵日記は突出してユニークな存在であろう。何せ毎日書いて2000日分である。この絵日記には、それだけの幻想郷の記録が詰まっているのだ。人、妖怪問わずに受け入れる幻想郷の大きな記録、それはチルノという一妖精から見た幻想郷の歴史と言える容量である。

作者である優治パパ氏の忍耐と継続力に心からの敬意を。

↑こちらが1000話目

↑こちらが1500話目

↑ついに2000話

タグとして

主として“あたいの絵日記”並びにそれに関連するイラストに付加される。ただし、“あたいの絵日記”以外にも付加されることもあり、使用に当たっては特に制約はないようで、任意に付加されているものと思われる。

以下“あたいの絵日記”作品解説

絵日記として

文字通り絵日記であり、チルノが日々過ごしているらしい日常が生き生きと綴られている。全般的に平仮名が多く、平易な表現が用いられている。ただし、通常の人間の絵日記とは違い、我々がよく知る弾幕遊び以外の幻想郷の姿、つまり“幻想郷の社会形態”特有の事象を散見できることも特徴のひとつ。

さるの

開始してしばらくは日記に書かれていたチルノの名前はこの状態であった。おなじみのさるのである。しかしながらこの“さるの”という表現が後々大きな意味を持つことになる。第1話から読み始める読者はここに注目しつつ日記全体を見渡すと興味深い発見をすることができるかもしれない。

こちらが第1回

スピンオフ

スピンオフもあり、幾つかが掲載されている。

チルノの絵日記の編集履歴