- 全長:50m
- 体重:204t
概要
映画『仮面ライダー剣 MISSING ACE』に登場するアルビノジョーカーが復活を企む超太古から絶対的な最強の力の象徴として伝えられて来た『アンデッド同士の戦い=バトルファイトに勝利することで得られる“万能の力”』の正体である巨大な姿をした邪神。
物語終盤でTV版とは異なる選択をしたIFの世界が舞台のため、テレビには登場しない。
頭部に巨大な角を備え、腕が四本あり、大蛇のような下半身を持つ異形の姿をしており、4本の腕それぞれにトランプを象徴するスペード型の巨大な剣、雷を発生させるハート型の聖杯、(劇中未使用であるが) ダイヤ(金貨)型の盾とクラブ型の棍棒を持っており、更に雷、炎、風、氷などの自然現象を操れる能力のほか、口からあらゆるものを焼き尽くす火球を吐き出し、その長い尾は大地を容易く割ってしまうほどの破壊力を秘めている。
この邪神を目覚めさせるにはこの邪神を封印した石板に触れ、封印を解く切っ掛けとなった者の血族を生贄に捧げる必要があり、そうとは知らず、その石板に触れてしまった今は亡き栗原晋の血を引く者=栗原天音をアルビノジョーカーが執拗に狙う理由でもある。
アルビノジョーカーの暗躍により4枚のキングのカードから出現した鍵穴へ天音を封印した『バニティカード』を捧げることにより復活、召喚され、更にアルビノジョーカーが融合することにより圧倒的な力を発揮し、猛威を奮い、ライダー達を窮地に追いやった。
しかし、ジョーカーこと始が『バニティカード』の生贄となった天音の代わりとなり、剣崎に自身と共にカードを破壊させることを望み、彼の頼みを聞いた剣崎によりカードが破壊されてしまい、力の源を失った事により、大幅に弱体化。
最後はブレイドキングフォームのロイヤルストレートフラッシュにより体を真っ二つに両断され、アルビノジョーカーを巻き込みながら大爆発、消滅した。
フォーティーン(仮面ライダーディケイド)
「愚かな人間共!私は、この世界に平和をもたらしてやったのに!」
登場作品:『仮面ライダーディケイド』
第23話『エンド・オブ・ディエンド』
演(人間態)/伊藤高史
『ディエンドの世界』に君臨するローチたちを統率するディストピアの支配者である巨大邪神。
原典との怪人体の違いは頭部にアルビノジョーカーが融合していないかどうかという点のみ。
普段は原典時には見せなかった恰幅の良い白いスーツ姿の眼鏡を掛けた男性の人間態の姿をし、人間と同じようにふるまっている。
海東純一を主な部下としてエリア管理委員会を率いて『ディエンドの世界』の人間たちを統制する。
『ディエンドの世界』の住人達の自分に反対する人間・凶暴な人間達に対して、脳内に小型ローチを注入することで感情を失わせ、優しさのルールの中で生きることを強要している。
結果的にこの世界は誰もが他の人に対して優しくふるまう世界となっているが…。
過去には海東大樹も彼の部下だったが、フォーティーンの支配体制・洗脳の事実を知り離反されている。
自分の世界に現れた反逆者である仮面ライダーの門矢士や大樹を抹殺するため、彼らの前にその悍ましき本性を曝け出し襲い掛かる。
自分が平和を作り出したことを語りながら戦うが、士達からは人間の意思を奪っているだけだと反論される。最後はディケイドコンプリートフォームが召喚した装甲響鬼の鬼神覚声により体を縦に一刀両断され滅び去った。
関連項目
仮面ライダー剣 仮面ライダーディケイド 邪神 アルビノジョーカー ダークローチ ボスローチ 海東大樹 MISSING_ACE 海東純一
ショッカー(原作漫画版…ディケイド版の独裁者一人により平和をつくるという考え自体は同じ
邪神サガ…映画「聖闘士星矢 Legend of Sanctuary」に登場するラスボス。複数の腕を持つ大蛇のような形態でコアとなる人物がいる点も同じ。更に黄金の鎧をまとった主人公に敗れた点も同じ。