ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

野口英世の編集履歴

2015-09-15 05:21:13 バージョン

野口英世

のぐちひでよ

日本の細菌学者。福島県出身。

概要

一般的には黄熱病梅毒の研究で知られる。幼少期に負った大火傷による障害を治療により克服したエピソードなどから特に子供向けの偉人作品で知名度が高く、2004年から発行されている千円札にも肖像画が描かれている。


ただし、梅毒スピロヘータの純粋培養、トラコーマの病原体特定など功を焦るあまり誤った発表を行い、後で否定された研究も多い。そのため知名度の高さに比べ科学史上での評価は高くない。また常軌を逸した借金や放蕩で恩人に多大な迷惑をかけたなど、子供向けの偉人作品では伏せられている事実も多い。


勤務していた伝染病研究所の蔵書を売り払って代価を女遊びに使い果たす、婚約者をだまして持参金をアメリカ渡航費に流用するなどといった、破天荒を通り越して人間的にはクズなエピソードには事欠かない。また研究スタイルとしても時代的・環境的制約があったものとはいえ、実験量一本やりの古いものでしかなく「自分のような古いスタイルの研究者は、不要になる時代がもうすぐ来るだろう」というのは本人も認めている。しかしながら、貧しい農家に生まれながらも、母譲りの努力と根性でノーベル生理学・医学賞の候補に三度名前が挙げられるまでになったという点では、素晴らしい大人物であると言えよう。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました