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2013年の日本シリーズ

にせんじゅうさんねんのにほんしりーず

森福の11球と並び、江夏の21球以来久々のドラマになる第64回目の日本シリーズである。
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概要

2013年の日本シリーズは、球団史上初の悲願の日本一を狙う東北楽天ゴールデンイーグルス(以下、楽天)と、V9時代以来の日本一連覇を狙う読売ジャイアンツ(以下、巨人)による対戦。楽天にとっては初めての日本シリーズであり、この選手権にて楽天が4勝3敗で日本一をあげた。


本大会の表題は「コナミ日本シリーズ2013」。

2011年以来3年連続でコナミグループがタイトルスポンサーを務めた。この年限りでコナミはタイトルスポンサーを撤退し、翌2014年から現在まで三井住友銀行(SMBC)がタイトルスポンサーを務めている。


第1戦

巨人の先発は予想通りエースの内海哲也。一方の楽天は無敗の24連勝を記録した田中将大...と思いきや、ルーキーながら15勝を挙げた則本昂大。新人投手が日本シリーズの第1戦に先発するのは、61年振り3度目。試合は投手戦となったが、長野久義の先制打、村田修一のホームランで挙げた2点を、巨人が守り切って2-0で先勝。


第2戦

楽天の先発は田中。一方巨人の先発はこれもルーキーながらチームトップタイの13勝を挙げた菅野智之。こちらも投手戦となったが、銀次藤田一也が適時打を挙げ、巨人側は好投した先発の菅野を援護できなかった。2-1で楽天の勝利。


第3戦

巨人の先発は日本シリーズに4度登板し、3勝負けなしの杉内俊哉。一方の楽天はシーズン6勝の美馬学。2回表、楽天打線は杉内を攻め、連打でこの回4点を取り、杉内をKO。一方の美馬は6回途中まで好投し、後を受けたケニー・レイも巨人打線を抑える。最後は斎藤隆が締めて楽天が敵地で先勝(5-1)。


第4戦

巨人の先発はデニス・ホールトン。楽天の先発はジム・ハウザー

この日明らかになった元巨人選手・監督の川上哲治の死去を受けて、両軍の選手は喪章をつけて試合を行い、試合前には川上氏の業績を称えるビデオ上映と黙祷が行われた。

楽天はアンドリュー・ジョーンズが本塁打で先制するなど序盤で4点をとった。一方の巨人は村田や長野の適時打などで5回までに5点をあげ逆転。楽天・聖澤諒は6回に同点適時二塁打を放つも、巨人・寺内崇幸が7回に適時打を放って勝ち越し。そのまま6-5で巨人が勝利。


第5戦

楽天の先発は辛島航。一方の巨人は内海。辛島は5回をわずか1安打に抑える好投。すると星野監督は則本にマウンドを託す。則本は村田に打たれ、試合は延長戦へ。10回表、先頭打者は則本。代打と思われたがそのまま打席へ。巨人の守護神西村健太朗は四球を与えてしまう。4-2で楽天の勝ち。


第6戦

先発投手は第2戦とおなじ田中と菅野。この年シーズン公式戦から日本シリーズにかけて連勝を続けた田中を攻略。4-2で、3勝3敗でタイとして逆王手をかけた。田中は完投ながら、12安打4失点で敗れた。


第7戦

先発投手は第2戦とおなじ美馬と杉内。2回に楽天・岡島豪郎の適時二塁打で2点を先制。巨人は継投策をとったが、4回に楽天・牧田明久がソロ本塁打し3-0とする。両チームともその後得点はなく、前日に9回160球を投げていた田中が、本人の志願により9回に登板し、無失点で締めた(3-0)。


総評

楽天は打線に繋がりがあった。その一方で巨人は主将(当時)の阿部慎之助高橋由伸らが絶不調。チーム打率はシリーズ史上13球団目となる1割台の.182を記録。これは巨人としては当時の球団ワースト記録となった。

MVPは2勝し、史上4人目の防御率0.00をマークした美馬であるが、シーズン中の活躍、日本シリーズ第1戦の登板等を加味すると、影のMVPは則本・・・のようだ。


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日本シリーズ 森福允彦 江夏の21球

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