概要
CV:関俊彦
本作の主人公。荒々しく、短気で気まぐれと身勝手でいい加減な性格。車を運転すると誰よりも速く走らせることができる。実は、母親（静江）が愛人の庶子。喧嘩も強いが将馬には二度敗れている。口癖は「何人（なんぴと）たりとも俺の前は走らせねぇ！」。
無二の親友に天才的なメカニックでもある大石タモツがおり、お互いに信頼関係を持っている。
色々な漫画作品でパロディに使われるほど有名な台詞（流川楓の台詞もこれが元ネタ）だが、実はこの台詞が話の伏線にもなっていたりする。
大地主でもある代議士赤木総一朗の三男。優秀な長男や次男とは裏腹に、父親との複雑な関係もあって登場時は改造トラクターを乗り回し風俗嬢をはべらす素行不良の放蕩児であったが、後のライバルであり目標となる聖一人と邂逅してからは彼を追ってフォーミュラカーレーサーを目指すようになる。また、その頃は無免許でもあったが上京後、教習所の女性教官であった小森純子に出会い、次第に彼女とは恋仲にもなっていく。その後は晴れて海外GPでも活躍を見せるようになったが、聖がレースの事故で死去すると、次第に命の重さを感じるようになり、それで言動や行動も慎重になっていった。
また、純子との恋愛関係も、次第にプラトニックな関係を持つようになり、後の続編『F-Generation -瑠璃-』では二人は一男を持つ夫婦の関係となっている。
