概要

秀徳高校バスケ部エースにして『秀徳の光と影』の光こと緑間真太郎と誠凛高校バスケ部エースにして『誠凛の光と影』の光こと火神大我のBLカップリング。

腐向けタグとの併用を推奨する。

本編における二人

IH予選

緑間は黄瀬に次ぐキセキの世代二人目の対戦相手。試合前から偵察に来ていることは黄瀬や青峰と同様だが、実際に対戦するまでにことある場面で視線が合いまくる。

ファーストコンタクトは火神から緑間への挨拶。火神が無言で左手を差し出し、挨拶かと解釈した緑間がラッキーアイテムの熊を右手に持ち替え左手を差し出したところその手にマジックででかでかと『火神大我』の名前を書いた。このシーンはアニメのNG集でも拾われ二段ボケの材料に使われている。

この試合で超長距離3Pシューター緑間にとって天賦の跳躍力を持つ火神は天敵であることが明らかにされる。

お好み焼

試合後のお好み焼屋で緑間と火神は隣り合うことに。単行本16巻特装版のドラマCDではこのシーンの尺を伸ばして演出にも変更を加えている。このドラマCDにおいて緑間は黒子にお好み焼きのひっくり返し方が下手なことから「口だけですね」と言われてしまうが、対する火神は黄瀬と黒子の二人が感心するほどの器用さをみせる。黒子がお好み焼をひっくり返すことに失敗した際には「火神くんを見ていたら出来るような気がしたのですが」に対し、「見るとやるとでは大違いなのだよ」と何故か緑間が威張っていた。この男、火神の「お好み焼きなんだから好きに焼けばいいだろ」の発言に「これだから雑な人間は嫌いなのだよ」などとのたまっていたのである。

緑間のこだわりを火神が一蹴し、でありながら緑間以上のクオリティでお好み焼を完成させる。この流れに何をかいわんや。

合宿

夏の合宿では誠凛と秀徳のWブッキング。この合宿において誠凛の監督である相田リコから火神に次の段階への成長のヒントが与えられるが、答えを得るのは直後の緑間との1on1後、彼の言葉によってである。この回においては緑間が3Pだけでないことが火神の実感をもって改めて明示される。

また、アニメにおいて火神一人だけの別メニュー「おつかい」の中に緑間の好物であるおしるこがしっかりと描かれていることは記憶に留めおきたい。ご存知の通りお互いにお互いを苦手、あるいは気にくわんと明言している間柄である。

WC予選

　予選開始前　11月7日正午誠凛高校にて火神大我の左手でのボールハンドリングが上達したことが描かれた際の何気ない一言。

『まーな。メシとかも最近じゃもう左手の方が食いやすいぐらいだ』

　緑間真太郎は左利きである。

　予選決勝リーグ二戦目で再戦。この日もIH予選ファイナル当日同様、雨が降っている。あの日の雨はお好み焼屋から出るまでに止んだが、この日は試合中に上がる。

　この戦いにおいて緑間は「飢えた獣」と形容された。新生秀徳、新生誠凛のお披露目でもある。

　試合中には緑間が火神を挑発、火神が噛み付くという会話は描写されているだけで3回。アニメが楽しみですね。

　試合後にも緑間から火神へ声が掛けられる。「まさかこれで満足したわけではないだろうな」「んなワケねーだろ!!」同じ東京地区、今後も何度となく対戦することであろうライバル。合宿でもまたブッキングしないとも限らない。今後も楽しみな二人です。

WC1回戦（桐皇学園戦）

　緑間の解説が冴え渡る一戦である。

　この試合において火神大我が初めてゾーンに入ったことは周知のとおりであるが、ゾーンに入ったことにより土壇場でものにしたといわれる試合終盤のアシスト、ダンクからパスへと流すまでの一瞬の回想、それが夏合宿での緑間の1on1である。試合の行方を決定付けたといえるだろう火神の課題克服の瞬間、そこに緑間は影を現しているのである。

　Let's enjoy 16巻.

WC準決勝後

大まかな変遷として

IH予選→お好み焼→夏合宿ブッキング→WC予選決勝リーグ

ときてのWCセミファイナル後、指輪を失くしたと一人探しに戻った火神に「探し物はこれか」と指輪を渡す緑間。この時、緑間から火神へWC決勝に向けてのキセキの世代の核心に迫るアドバイスが与えられる。

夏合宿で、WCで、さらにはテストの際にも火神は緑間のコロコロ鉛筆に助けられている。

火神の重要な節目には緑間が関わっているのである。アドバイザーだけではない、道先案内人の役目も担っているのではないかと穿ってみたくなる存在だ。

プロフィール

FBの設定資料室（P196）にて、緑間の初期設定が『緑間隆平（りゅうへい）』であったことが示されている。りゅうへい、りゅう、そう、龍である。お察しください。

エンドカード

・アニメ第12Q

　画面左側にネクタイを締め、腕を組み、右脚を上にして脚を組む緑間と画面右側にはだけたノータイの胸元にリングのネックレスを覗かせ左肘はソファの背があるだろう位置に、右手は右膝において膝を開いて腰掛けている火神。

2014年

　8月2日は火神大我の誕生日であるが、2014年8月2日は旧暦の7月7日に当たる。

　緑間と火神の誕生日が太陰暦と太陽暦で重なるのである。2014年は緑火の年…と言えはしまいだろうか。

そして事件は起きた……… (※ドラマCDのネタバレ有)

2014.12.04 発売

黒子のバスケ30巻ドラマCD同梱版のドラマCD「僕たちのバイトの話です」の中で起こる。

※以下、ネタバレ注意

トラック６「す」

同梱版の表紙は、トラの着ぐるみ姿で焦りながら逃げる火神を追いかける緑間、というとんでもない爆弾だが、内容は全緑火クラスタを一瞬で葬り去るようなさらにとんでもないものであった…。

ストーリーは、小説版の「仁義なきアルバイト～火神は死ななきゃ治らない～」と「緑間真太郎氏の極めて不幸な一日」を足したようなもの。

着ぐるみを着て、ドラッグストアでチラシと風船配りのバイトをする火神たち。

そこに、おは朝を見そこねてしまったため「赤い何か」という手がかりのみでラッキーアイテムを探す緑間たちが現れる。

顔を合わせればケンカになるこの２人だが、今回は緑間にバカにされることを嫌がった火神が、緑間に頑なに正体を隠したまま話が進む。

赤い風船との交換条件で、チラシ配りを手伝うことになった緑間は、火神とペアになり順調にチラシを配り進めていく。その後チラシと風船の在庫が少なくなったため取りに向かう最中、緑間は火神に「そこの段差気をつけろ、危ないぞ」と優しい言葉をかけるのである。(5:50頃)

そして、注目すべきはその直後、なんと火神の

「きゅん♡」

という恋に落ちる音が聞き取れるのだ。正直誰もが幻聴だと疑ったが、イヤホンを装着し耳を澄ましてよく聞いてもらいたい。

確 実 に 落 ち て い る 。

あれ？これ公式のドラマCDだよね？

そしてなんとこれだけでは公式は満足しなかったのか、その後火神は不運のせいで上から落ちてきた看板から身の危険も顧みずに緑間を守る。

もうどこのラブストーリーだよ。

さらに、緑間が火神に素直にお礼を言う貴重な姿を２回も聞くことができるうえに極めつきは、その日のかに座のラッキーアイテムが「赤い髪の人」だったという徹底ぶり。

ありがとう、もう本当に公式様ありがとうございます。

やはり2014年は緑火の年だったようだ。

これからの彼らがどう「きゅん♡」とさせてくれるのか非常に注目が集まる大事件となった。

関連イラスト

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