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概要

松尾歩は日本将棋棋士。1980年3月29日生まれ。所司和晴七段門下(同門に渡辺明三冠、千田翔太七段、近藤誠也七段ら)。愛知県日進市出身。棋士番号は231。

竜王戦は2組、順位戦はB級1組9位(2020年より)。


棋歴

父(名古屋大学教授を務めていた)から将棋の手ほどきを受ける。1994年3月、6級で奨励会に入会。1999年4月、四段昇段(プロ入り)。

2001年度、第32回新人王戦決勝三番勝負で木村一基五段を2連勝で破り、棋戦初優勝。

2002年、第43期王位戦の予選を勝ち抜き挑戦者決定リーグに進出。中村修八段と木村六段に勝利するが、最終成績2勝3敗で陥落となった。

2005年度、第55回NHK杯戦1回戦(対先崎学八段戦)で、敗勢の状況から二歩を打って反則負けをした。テレビ放送される対局での反則負けは珍しく、前年度の豊川孝弘六段に続く同棋戦2年度連続の二歩の発生ということで話題となった。

(その結果将棋バラエティ番組で神吉宏充七段から「松尾歩」と呼ばれる事に……)

2007年度、第120期竜王戦ランキング戦2組の3位決定戦で小林健二九段に勝利し、初の1組昇級をきめる。ランキング戦1組昇級により七段昇段。

2008年度、第67期B級2組順位戦で最終成績8勝2敗1位の成績を収め、豊川六段とともにB級1組昇級を決めた。

2015年7月、勝数規定により八段昇段。

2017年、第30期竜王戦1組ランキング戦優勝。決勝トーナメントでは久保利明王将を下し、初の挑戦者決定三番勝負に進出。羽生善治棋聖との番勝負は1勝2敗で敗れ、初のタイトル挑戦とはならなかった(羽生はこの後渡辺竜王から竜王位奪取し、初の永世七冠となった)。


余談

序盤研究家として知られ、居飛車穴熊と横歩取り先手番で、それぞれ「松尾流」と呼ばれる戦型を考案し、他の棋士にも広く使用されている。羽生九段、森下卓九段らと合同で定期研究会を主催したこともある(羽生九段主催の研究会「羽生研」の元メンバーである)。


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