概要

地球防衛機構イージスとは「ゲートキーパーズ」に登場する組織である。

ゲーム版・ライトノベル版・アニメ版全てにほぼ共通して登場する。

1940年代に顕著となったインベーダーの脅威に対抗すべく国際連合直属の秘密機関として1945年に創設された国際組織で、通称は「イージス（A.E.G.I.S）」。

A.E.G.I.S.は、Alien Exterminating Global Intercept System（異星人根絶のための全地球的迎撃機構）の綴りの頭文字を取り、ギリシア神話のゼウスの「あらゆる攻撃を防ぐ盾（イージス）」になぞらえている。

本部と支部の所在地

本部（00番）はニューヨークの国連本部地下にあり、世界各地に支部がある。

物語の舞台になっているのは東京にある11番目のイージス極東支部で、私立盾神高校を私立盾神高校の地下に設置されている。

地球防衛機構イージス支部構成及びコードナンバー

この他に、割り振られているコードナンバーは不明だが、東亜・バンコク支部、北欧・ヘルシンキ支部、中東・エルサレム支部が存在している。

ゲートキーパーズ隊

ゲート能力者によって構成される主力部隊。

地球防衛機構イージスの構成員によってスカウトされたゲート能力者は、インベーダーから身を守る為、または自分の能力を制御出来るようになる為にも基本的に否応なしに所属する（させられる）事になる。

極東支部には、世界唯一である支部直轄のゲートキーパーズ隊が1969年に常設された。

隊員はPS版では9名、テレビアニメ版では6名で構成されている。

また、テレビアニメ版では、支部管轄外のゲートキーパー遊撃隊が編成されている。

地球防衛機構イージスがゲート能力者の発掘・養成に躍起となっていたのは、PS版では圧倒的な技術格差による戦力不足の懸念から、テレビアニメ版ではインベーダーが持つ不可視バリヤの存在により通常兵器だと対処し切れなかったせいという理由がある。

ゲート能力者の発掘・養成に躍起となっているのは「ゲートキーパーズ21」に登場する地球防衛機構イージスの後継組織「地球防衛地下組織イージス・ネットワーク」でも変わっていない。

全版で共通して登場する隊員

浮矢瞬、生沢ルリ子、朝霧麗子、近衛かおる、鳳妃玲

追加登場する隊員

PS版

防人操、ジュン・サンダース、フランシーヌ・アリュマージュ、北条雪乃

テレビアニメ版

鉄恵

ゲートキーパー遊撃隊

アニメ版のみに登場。支部管轄外のゲート能力者の部隊。

ジム・スカイラークがリーダーを務めている。

ジム・スカイラーク、ジュン・サンダース、防人操

地球防衛免許証

ゲート能力者を始めとした組織構成員には「地球防衛免許証」が交付される。

地球防衛免許証にはあらゆる法律を無視できる特権があり、アニメ本編中では瞬が高校生で無免許なのに自動車を運転し、警官に無免許運転を咎められた時にこの免許証を見せて事なきを得るシーンがある。（また、滅多にお目にかかる機会がないものらしく、瞬を咎めた警察官が「あれが噂の……」と驚嘆している）

アニメ版における地球防衛機構イージスのその後

アニメ版及び続編のOVA「ゲートキーパーズ21」では影山零士の打倒後、1970年2月以降のインベーダー発生件数が加速度に減少した事もあり解散される運びとなった。

しかし、その油断が世界各地の支部で同時多発的なインベーダーの大攻勢を受けて壊滅する要因となってしまう。

その模様は小説「ゲートキーパーズ1985～二つの刻の狭間で～」に書かれている。

関連タグ

• ゲートキーパーズ

関連リンク

• ゲートキーパーズ21
  • 地球防衛地下組織イージス・ネットワーク