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概要

リシドゥルヴァーサスの贈り物の花輪をインドラが礼儀正しく受け取ったまでは良かったが、乗っていた象が放り投げてしまったのを見られてしまったために、怒ったドゥルヴァーサスに呪われ、世界と神々はすべての幸運を奪われてしまい力を失ってしまった。


神々は呪いを解くために様々な方法を試すがうまくいかず、ヴィシュヌに相談すると乳海撹拌(乳海攪拌)をおこない不老不死の霊薬アムリタを造り出して飲めばよいとの助言を受けた。


そこで弱った神々を滅ぼそうと攻めてきていたアスラにも分け与えることを約束し、協力して造り出すことになった。


まずは伝説の海、乳海に様々な薬草などの素材を入れ、ヴィシュヌが化身した亀クールマ(『マハーバーラタ』ではアクパーラ)の背中を土台として、攪拌棒代わりのマンダラ山を置き、ヴァースキを縄にして巻きつけて神々が尾を、アスラが頭を引っ張りあって1000年間攪拌した。


そのとき海の生き物は全てすり潰され、山の木々は燃えだし動物たちは死に、火を消した水によりエキスが乳海に流れ込んだ。


ヴァースキが苦しみのあまり吐いた猛毒ハラーハラでさらに世界滅亡の危機となったが、シヴァが青く喉が焼けながらもすべて飲み干したために難を逃れている。


攪拌の途中、太陽アイラーヴァタ(六牙の白象)、ウッチャイヒシュラヴァス(七つ頭の馬)、スラビー(白い牝牛)、カウストゥバ(宝石)、カルパヴリクシャ(願いを叶える樹)、パーリジャータ(聖樹) 、アプサラス(水の精)、ヴァルニー(酒の女神)、ラクシュミー(ヴィシュヌの妻となる女神)なども次々に生まれ世界に活気が戻ってきた。


そして、最後にアムリタの入った壺とともにダヌヴァンタリ(医薬神)が出現した。


アスラはアムリタを飲むために詰め寄り、争いになったが、ヴィシュヌがマーヤーで美女に化身して誘惑することで手に入れることに成功した。


神々が飲む際にアスラのラーフが神に化け口にすることに成功したが、太陽神スーリヤと月神チャンドラが気づいて伝えたために、ヴィシュヌは首をチャクラムではねた。

しかしラーフは首から上は不死になっており、日食月食と引き起こすラーフ(羅睺)とケートゥ(計都)という凶星になった。


最後にヴィシュヌはスダルシャナという日輪のごときチャクラムを生み出し、アスラを一掃して神々が管理することになったが、ナーガガルーダとの間で諍いが起こり…

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インド神話 アムリタ

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