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概要

ベスパが開発した大型モビルアーマーで、リガ・ミリティアからはフライパンと呼ばれている。初登場は第5話。

操縦はメッチェ・ルーベンスが務め、ファラ・グリフォン中佐専用偵察機の側面も持っていた。

型式番号ZM-A05Gからも分かるように、劇中に登場したモビルアーマーでは唯一の量産型であるが、劇中に登場するのはメッチェ機に絞られている。


円盤状のリフティングボディを持ち、重力圏下の空戦能力はVガンダムを上回る。主兵装の長砲身メガ粒子砲と2門のビームキャノンは機体前面に装備されているため、正面の敵しか攻撃できないが、持ち前の機動力でカバーしているため並のMSではそう簡単に太刀打ちできない。


最大15人の搭乗人数に加えて航続距離も長いことから試作機のモニタ評価や指揮官の長距離移動にも使用されている他、武装を取り外した輸送用の機体も存在する。


クロスボーンガンダムゴーストでは、輸送仕様機がアインラッドの母艦としてジャブロー戦に複数投入されている。

メガ粒子砲の代わりに本体を上回るサイズのMS用コンテナを装備しており、その風貌はミデアを想起させる。


猛禽類の嘴のような独特なコックピットブロックは脱出ポッドにもなっており、後のビルケナウにも形状が引き継がれることとなった。


劇中での活躍

指揮官のファラがガリー・タンの独断でのゴッゾーラによるリガ・ミリティア基地襲撃現場を偵察するためメッチェやワタリー・ギラと共に出撃。この時Vガンダムの合体の瞬間を撮影しており、レジスタンスであるLMが合体機構を持ったモビルスーツの開発に成功していた事に驚愕する。


しかしファラがオイ・ニュング伯爵を独断でギロチンにかけた事が軍法会議にかけられてからは功を焦ってリカールでの無闇な出撃が増えるようになり、LM(特にウッソ)を付け狙うようになる。

しかしいずれも失敗に終わり、アーティ・ジブラルタル戦でマーベット・フィンガーハットオリファー・イノエのVガンダムのトップファイターとの交戦で機体は海上に落下。

メッチェの采配でファラだけは脱出ポッドで逃され、そのまま爆発する機体と運命を共にした。


ちなみに物語後半でファラが固執していたメッチェの仇にはウッソは全くの無関係である。

ウッソはこの時戦線離脱してまで死期を悟ったケイト・ブッシュの元に向かうのに無我夢中で、とてもリカールと交戦できるような心的余裕などなかったため。


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小話

産みの親である石垣純哉氏は、『【空飛ぶ戦車】をイメージして製作して欲しい』という発注を受けてデザインを行った。 また【ザク的なMA】というテーマも目標として組み込み、決定稿に至るまで複数のデザインが生まれている。その中には、【砲が機体内部に収納されているタイプ】やBESPAの名前の由来である【蜂(VESPA)をモチーフにしたタイプ】などが誕生していた。


無事にリカールを誕生させた後、『今にしてみれば・・・少し複雑にしすぎてしまった様に思えています』と語っていた。


関連タグ

機動戦士Vガンダム モビルアーマー 量産機 ザンスカール帝国のMS・MA・戦艦

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