概要

ランダはバリ島の伝承に登場する魔女で、悪霊（レヤック、チュルルック）や魔女（ニ・カロン、ラルン）の軍団を統べる存在である。

かつてはチャロンアランという名の大魔女だったとも伝わっており、その姿は変幻自在で、犬や豚などの家畜の他、美しい乙女に化ける。変わったところでは『自動車』にも化けられるとも言われている。

人々に呪いをかけたり病気にする事で、災いを撒き散らすという。そのため、用いる魔術は黒魔術（左手を用いるものらしい）。

善なる化身である聖獣バロンと永遠に戦い続けるとされ、バロンに対抗する悪の化身とされている。

バロンに似た奇怪な仮面を被っているので、見分け辛いが垂れ下がった長い舌が目印。

モデルはヒンドゥー教のドゥルガーであるとされ、一般的にはザンバラ頭の老婆として描かれるが、黒魔術を志す者の前には美少女の姿で現れるとも言われる。

基本的に人間に悪さをするが、誰かの温かい心に触れる事で人間を癒す事もできる（その際には、右手を用いる白魔術を使う）。

たまに人間だった頃の心を思い出して、人に恩恵を与えるともされる。

関連キャラ

女神転生シリーズ

詳細は　→鬼女ランダ

ロードオブヴァーミリオン

宿敵の聖獣バロンは双子の妹という設定。

宇宙刑事シャイダー

不思議獣バリバリのモチーフ。

ゲゲゲの鬼太郎

南方妖怪ランスブィルのモデルである。

Mantradeva

伝承地のインドネシア本国で人気のwebコミックのキャラクター「RANGDA」として登場。

関連タグ

バリ島　バロン　ドゥルガー　インドネシアの妖怪　ラングダ

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