ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

モンジュー(ウマ娘)

うまむすめのもんじゅー

メディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するキャラクター「ウマ娘」の一人。モチーフは1990年代後半から2000年にかけて活躍し、凱旋門賞やキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスなどを勝利し当時欧州最強と謳われた競走馬『モンジュー』号。
目次 [非表示]

「楽しませてもらおう…日本のウマ娘たちよ…!」

CV:櫻庭有紗

概要

ゲーム版『ウマ娘プリティーダービー』メインストーリー第一部最終章前編のラストにて名前が、同じく後編PVにて姿が明かされたウマ娘。モチーフは1990年代後半から2000年にかけて活躍し、凱旋門賞やキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスなどを勝利し当時欧州最強と謳われた競走馬モンジュー号。


ウマ娘プロジェクトが始まって以来初となる実名の海外ウマ娘。最終章前編のラストでこの名前を見てたまげたトレーナー諸兄は数知れず。更に他の海外ウマ娘の登場の可能性も出ており、今後の展開に期待が持たれている。


全体的なデザインはアニメにて彼女の代理として登場したブロワイエを踏襲しつつ、よりモチーフとなったモンジュー号の意匠を取り入れたような雰囲気。髪色はブロワイエの金髪からモンジュー号と同じ鹿毛に変更され、額には一点の星がある。また、他のウマ娘と比較してより筋肉質な体型となっており、特に二の腕はガッチリとした印象を受ける。

勝負服はフランス国旗の色である赤白青のトリコロールに彩られた軍服調というブロワイエのそれとは全く異なり、馬主であるクールモアのマイケル・テイバー氏の勝負服と同じ配色に彩られた、ノースリーブタイプの上着とパンタロンを組み合わせたスタイル。


声優はブロワイエの池澤春菜から櫻庭有紗へ変更。ちなみにアニメだと心理描写も含めて終始フランス語を使っているが、モンジューは日本語も使用しており、スペシャルウィーク達とも普通に会話していた。(そのため、あの台詞の出番は無かった。)


競走馬『モンジュー

1996年4月4日生まれ(ちなみに4月4日はウオッカと同じ誕生日である)、アイルランド出身の鹿毛牡馬フランスのジョン・ハモンド調教師のもとで競走生活を送った。

サドラーズウェルズ、母フロリペデス、母父Top Ville。サドラーズウェルズは欧州史上最高と言われるほどの実績を持つ種牡馬で、モンジュー以外の代表産駒にはガリレオオペラハウステイエムオペラオーの父)などがいる。


1999年の3歳時にジョッケクルブ賞(フランスダービーに相当)、アイリッシュダービーをともに圧勝。そして秋の第78回凱旋門賞にマイケル・キネーン騎手を鞍上に出場し、日本

から参戦してきたエルコンドルパサー(鞍上は蛯名正義)を差し切って優勝。


この勢いで第19回ジャパンカップに乗り込み1番人気の支持を受けるも、スペシャルウィーク(鞍上は武豊)の4着に敗れている。


翌2000年も現役を続行し、前年以上の強さを発揮し連戦連勝。中でもキングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークスでは日本から遠征してきた皐月賞エアシャカールらが相手となったが全く本気を出さないまま楽勝(エアシャカールは離された5着)。だが連覇を狙った凱旋門賞では決め手勝負に負けてイギリスダービー馬シンダーの4着に敗退。その後はチャンピオンステークス、ブリーダーズカップターフと2戦するも勝つことができずにそのまま引退。

通算成績16戦11勝、うちG1制覇6回。


引退後は2001年より種牡馬入り。初年度産駒であるハリケーンランが凱旋門賞父子2代制覇を達成した他、同じ初年度産駒であるモティヴェイターも2005年のエプソムダービーを制した。孫世代でもワーザーが2015/2016シーズン香港年度代表馬に選出される等、優秀な繁殖成績を収めている。

2012年3月29日朝、敗血症による合併症のため死去。16歳没。

孫世代も優秀な成績を残している反面、後継種牡馬にははっきり言って恵まれていない。先述したハリケーンランは種牡馬入り後これといった結果を出せないまま2016年に早世、モティヴェイターも後述するトレヴを輩出するもののそれ以外はからっきし。その他有望な産駒が障害戦向け種牡馬に留まったり(おかげで欧州の障害レースでは子孫の勢力が大きい)、現役中に死亡したりと不運も相次ぐ。同じ父を持ち、圧倒的な繁殖成績を残しているガリレオが同じ時代にいたことも少なからず影響した。現状父系としての存続はGⅠ馬を複数輩出している英国二冠馬キャメロットにかかっているのが現状である。


死の翌年となる2013年、孫にあたるトレヴが凱旋門賞で三冠馬オルフェーヴル、ダービー馬キズナらを圧倒して勝利。さらに翌2014年も凱旋門賞でハープスタージャスタウェイゴールドシップらを全く相手にせず連覇を達成。死してなおモンジューは日本馬の強敵として立ちはだかった。

その一方で2022年のドバイターフでは母父モンジューの日本馬パンサラッサが前年の覇者・ロードノースと同着優勝を飾り、更には同年の宝塚記念にて玄孫にあたるタイトルホルダーがレコード勝ちを収めるなど、今度は日本馬の味方となって後押しする展開も見られた。これもブラッドスポーツというものであろうか。


余談

まさかの初事例

実は初めての「一度偽名で登場した後真名で再登場したウマ娘」でもある。

いやいつか来るとは思ってたけど海外バが初とは思わないって……。

また、2023年7月16日に公開された新シナリオ「プロジェクトl'Arc」のイラストにモンジューに似たウマ娘・ヴェニュスパークが写っており、モンジューを師匠と慕うなどの劇中での描写などから、上述のトレヴ(父父モンジュー)がモデルと見られている。


また、シナリオで一定条件を満たすと、2度目の凱旋門賞で…


関連イラスト

モンジュー

壁

モンジュー[モンジュー]


関連タグ

ウマ娘プリティーダービー 海外ウマ娘

スペシャルウィーク(ウマ娘):史実ではジャパンカップで対戦。

エルコンドルパサー(ウマ娘):史実では凱旋門賞で対戦。モンジューの父とエルコンドルパサーの母父が共にサドラーズウェルズ。

エアシャカール(ウマ娘):史実ではキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスで対戦。

ヴェニュスパーク:モデルと思わしきトレヴはモンジューから見て孫にあたる。

関連記事

親記事

99世代(ウマ娘) うまむすめのきゅうきゅうせだい

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 3506598

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました