概要
CV:川島千代子
本作の事実上のラスボス。世界的企業「GMC」の女幹部にして世界名作劇場屈指の悪女。
劇中では名字の「ベネックス」で呼称される。
GMCの幹部として、コンピューターチップの性能を飛躍的に高める物質・トロンチウムを探すべく、ルコント博士を援助しているがそれは建前であり、*実際はトロンチウムを悪用して生物兵器を作ることである。 そのためには手段を択ばず、スコットが持つヒカリクジラの資料を部下に盗ませ、終盤でも南極海で化学兵器を使用し、部下にペペロンチーノ号への放火を命じたりした。
悪人らしく抜け目もない。 例として彼女の真の目的に気づいたルコントが離反し、閉じ込められていたスコットを救出してヒカリクジラを解放しようとした際には先回りして二人を再び捕え、生物兵器の開発に協力しなければナナミやトーマス、ペペロンチーノ号のクルーといった親しい人々を殺すと二人を脅した。しかし、ヒカリクジラの呼びかけで集まったクジラや海鳥たちが移動式研究所に襲い掛かった混乱でスコットとルコントはナナミやティコジュニアと合流して脱出。それでもベネックスはヒカリクジラを巨大カプセルに閉じ込めたままヘリコプターで脱出したが、そのヘリにも海鳥たちが襲い掛かり、最後は移動式研究所にヘリが激突し、ベネックスは絶叫しながら爆死した。