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せしゃと
「本の館の女主人」との別名で呼ばれる事もある。
ウラエウスと花、または星の髪飾りを戴き、チーターや豹の皮、葬儀を行う司祭の象徴を纏い、手には筆とインク皿を携えた姿で現され、その頭上には7頂点の紋章が描かれており、その名は“代書する女性”という意味を持ち、知識と書物の神・トトの妻、もしくは娘とされ、マフートとは姉妹とされる。
また、トトに付属する神として学問を司っており、書記及び記憶の感謝ともなされ、記述法を発明したとされている。
ただしその権能はファラオたちにしか発揮されず、その為にファラオの戴冠式において行われる聖年祭は彼女によって布告されると考えられていたという。
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