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1977年に公開されたアメリカのホラー映画。

概要

『ザ・カー(The Car)』とは1977年にアメリカのユニバーサル・ピクチャーズが制作した、田舎町で謎の黒塗りの殺人自動車が引き起こす恐怖を描いたホラー映画

あらすじ

ユタ州の田舎町サンタ・イネスで、執拗に3回も轢かれたヒッチハイカーの青年の死体が発見され、さらにサイクリング中のカップルが撥ね殺される事件が発生した。


町の保安官ウェイド(演:ジェームズ・ブローリン)は仲間たちと捜査を開始し、犯人だとされる黒塗りの自動車の情報を得ることができた。

しかし、保安官たちも次々に被害に遭い始め、外の空気を吸いに行った保安官事務所の所長エヴェレット(演:ジョン・マーレイ)も犠牲になってしまう。


所長の事故の目撃者であるインディアンの老婆からは、通訳を通し「黒い車が犯人である」という証言を得ることができたが、「だれも乗っていない」「悪いことが風とともに来る」という謎めいた証言は一部の者しか知りえなかった。


小学校教師であるウェイドの恋人ローレン(演:キャスリーン・ロイド)が子供たちとパレードの練習しているところにも強風とともに現れ襲撃してきたが、墓場に逃げ込むと追いかけてこない」「ドアノブが無いなど不気味な事実が浮かび上がる。


その後、ローレンが自宅にいたのにもかかわらず、家ごと破壊されて犠牲になってしまい、自動車を操るものの正体に気付いた保安官たちと、恋人を殺され怒りに燃えるウェイドによる反撃が始まるが…

余談

自動車ホラー的存在を絡め映像化された史上初の作品であると言われる。


よく比較される『クリスティーン』は後発の1983年の作品で、ホラー的な存在ではあるものの出自や物語の構成は全く異なる。


2019年には『The Car:Road to Revenge』という続編の制作が発表された。


悪魔の車について


・作中登場する恐怖の黒塗りの自動車はフォード・モーターの1971年式リンカーン・コンチネンタルマークⅢを改造したもので、アップ用、スタント用を合わせた計4台が製作され、撮影中スタント用は全てスクラップになったが、残りのアップ用は最終的にコレクターの手に渡ったとされる。


・この車を手掛けたのは、有名人向けの特別オーダーやバットマンバットモービル製作を担当したカーカスタマイザーのジョージ・バリス氏。バリス氏は不気味さを出すため車高を7.6cm下げサイドフェンダーの長さを左右で揃えた。車体の寸法は全長6m、全幅2.8m、重量は約2.5トン。ボディカラーはスチールパールチャコールの三重塗装となっている。なお、劇中では車内からの視点でフロントガラスがオレンジに見えるシーンがあるが、これはガラス外側を琥珀色、内側をスモークでラミネート処理しているためである。


・監督によると、劇中の印象的なホーンは、モールス信号の「X」を表しているという。またクラクション自体はアメリカのハドレー社製の「Hadley Ambassador Rectangular Bell horn」が使用された。


・製作にあたって12人の男性が10ヵ月かけて4台を製作した。完成には4週間かかったとされ、過酷なスタントからスタントマンを守るため、劇中では明確に描写されなかった車内には安全装置や機構が組み込まれた。製作費用は8万4000ドル


関連タグ

ホラー映画 ヨハネの黙示録 悪魔

自動車


クリスティーン 処刑ライダー

概要

『ザ・カー(The Car)』とは1977年にアメリカのユニバーサル・ピクチャーズが制作した、田舎町で謎の黒塗りの殺人自動車が引き起こす恐怖を描いたホラー映画

あらすじ

ユタ州の田舎町サンタ・イネスで、執拗に3回も轢かれたヒッチハイカーの青年の死体が発見され、さらにサイクリング中のカップルが撥ね殺される事件が発生した。


町の保安官ウェイド(演:ジェームズ・ブローリン)は仲間たちと捜査を開始し、犯人だとされる黒塗りの自動車の情報を得ることができた。

しかし、保安官たちも次々に被害に遭い始め、外の空気を吸いに行った保安官事務所の所長エヴェレット(演:ジョン・マーレイ)も犠牲になってしまう。


所長の事故の目撃者であるインディアンの老婆からは、通訳を通し「黒い車が犯人である」という証言を得ることができたが、「だれも乗っていない」「悪いことが風とともに来る」という謎めいた証言は一部の者しか知りえなかった。


小学校教師であるウェイドの恋人ローレン(演:キャスリーン・ロイド)が子供たちとパレードの練習しているところにも強風とともに現れ襲撃してきたが、墓場に逃げ込むと追いかけてこない」「ドアノブが無いなど不気味な事実が浮かび上がる。


その後、ローレンが自宅にいたのにもかかわらず、家ごと破壊されて犠牲になってしまい、自動車を操るものの正体に気付いた保安官たちと、恋人を殺され怒りに燃えるウェイドによる反撃が始まるが…

余談

自動車ホラー的存在を絡め映像化された史上初の作品であると言われる。


よく比較される『クリスティーン』は後発の1983年の作品で、ホラー的な存在ではあるものの出自や物語の構成は全く異なる。


2019年には『The Car:Road to Revenge』という続編の制作が発表された。


悪魔の車について


・作中登場する恐怖の黒塗りの自動車はフォード・モーターの1971年式リンカーン・コンチネンタルマークⅢを改造したもので、アップ用、スタント用を合わせた計4台が製作され、撮影中スタント用は全てスクラップになったが、残りのアップ用は最終的にコレクターの手に渡ったとされる。


・この車を手掛けたのは、有名人向けの特別オーダーやバットマンバットモービル製作を担当したカーカスタマイザーのジョージ・バリス氏。バリス氏は不気味さを出すため車高を7.6cm下げサイドフェンダーの長さを左右で揃えた。車体の寸法は全長6m、全幅2.8m、重量は約2.5トン。ボディカラーはスチールパールチャコールの三重塗装となっている。なお、劇中では車内からの視点でフロントガラスがオレンジに見えるシーンがあるが、これはガラス外側を琥珀色、内側をスモークでラミネート処理しているためである。


・監督によると、劇中の印象的なホーンは、モールス信号の「X」を表しているという。またクラクション自体はアメリカのハドレー社製の「Hadley Ambassador Rectangular Bell horn」が使用された。


・製作にあたって12人の男性が10ヵ月かけて4台を製作した。完成には4週間かかったとされ、過酷なスタントからスタントマンを守るため、劇中では明確に描写されなかった車内には安全装置や機構が組み込まれた。製作費用は8万4000ドル


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1977年に公開されたアメリカのホラー映画。

概要

『ザ・カー(The Car)』とは1977年にアメリカのユニバーサル・ピクチャーズが制作した、田舎町で謎の黒塗りの殺人自動車が引き起こす恐怖を描いたホラー映画

あらすじ

ユタ州の田舎町サンタ・イネスで、執拗に3回も轢かれたヒッチハイカーの青年の死体が発見され、さらにサイクリング中のカップルが撥ね殺される事件が発生した。


町の保安官ウェイド(演:ジェームズ・ブローリン)は仲間たちと捜査を開始し、犯人だとされる黒塗りの自動車の情報を得ることができた。

しかし、保安官たちも次々に被害に遭い始め、外の空気を吸いに行った保安官事務所の所長エヴェレット(演:ジョン・マーレイ)も犠牲になってしまう。


所長の事故の目撃者であるインディアンの老婆からは、通訳を通し「黒い車が犯人である」という証言を得ることができたが、「だれも乗っていない」「悪いことが風とともに来る」という謎めいた証言は一部の者しか知りえなかった。


小学校教師であるウェイドの恋人ローレン(演:キャスリーン・ロイド)が子供たちとパレードの練習しているところにも強風とともに現れ襲撃してきたが、墓場に逃げ込むと追いかけてこない」「ドアノブが無いなど不気味な事実が浮かび上がる。


その後、ローレンが自宅にいたのにもかかわらず、家ごと破壊されて犠牲になってしまい、自動車を操るものの正体に気付いた保安官たちと、恋人を殺され怒りに燃えるウェイドによる反撃が始まるが…

余談

自動車ホラー的存在を絡め映像化された史上初の作品であると言われる。


よく比較される『クリスティーン』は後発の1983年の作品で、ホラー的な存在ではあるものの出自や物語の構成は全く異なる。


2019年には『The Car:Road to Revenge』という続編の制作が発表された。


悪魔の車について


・作中登場する恐怖の黒塗りの自動車はフォード・モーターの1971年式リンカーン・コンチネンタルマークⅢを改造したもので、アップ用、スタント用を合わせた計4台が製作され、撮影中スタント用は全てスクラップになったが、残りのアップ用は最終的にコレクターの手に渡ったとされる。


・この車を手掛けたのは、有名人向けの特別オーダーやバットマンバットモービル製作を担当したカーカスタマイザーのジョージ・バリス氏。バリス氏は不気味さを出すため車高を7.6cm下げサイドフェンダーの長さを左右で揃えた。車体の寸法は全長6m、全幅2.8m、重量は約2.5トン。ボディカラーはスチールパールチャコールの三重塗装となっている。なお、劇中では車内からの視点でフロントガラスがオレンジに見えるシーンがあるが、これはガラス外側を琥珀色、内側をスモークでラミネート処理しているためである。


・監督によると、劇中の印象的なホーンは、モールス信号の「X」を表しているという。またクラクション自体はアメリカのハドレー社製の「Hadley Ambassador Rectangular Bell horn」が使用された。


・製作にあたって12人の男性が10ヵ月かけて4台を製作した。完成には4週間かかったとされ、過酷なスタントからスタントマンを守るため、劇中では明確に描写されなかった車内には安全装置や機構が組み込まれた。製作費用は8万4000ドル


関連タグ

ホラー映画 ヨハネの黙示録 悪魔

自動車


クリスティーン 処刑ライダー

概要

『ザ・カー(The Car)』とは1977年にアメリカのユニバーサル・ピクチャーズが制作した、田舎町で謎の黒塗りの殺人自動車が引き起こす恐怖を描いたホラー映画

あらすじ

ユタ州の田舎町サンタ・イネスで、執拗に3回も轢かれたヒッチハイカーの青年の死体が発見され、さらにサイクリング中のカップルが撥ね殺される事件が発生した。


町の保安官ウェイド(演:ジェームズ・ブローリン)は仲間たちと捜査を開始し、犯人だとされる黒塗りの自動車の情報を得ることができた。

しかし、保安官たちも次々に被害に遭い始め、外の空気を吸いに行った保安官事務所の所長エヴェレット(演:ジョン・マーレイ)も犠牲になってしまう。


所長の事故の目撃者であるインディアンの老婆からは、通訳を通し「黒い車が犯人である」という証言を得ることができたが、「だれも乗っていない」「悪いことが風とともに来る」という謎めいた証言は一部の者しか知りえなかった。


小学校教師であるウェイドの恋人ローレン(演:キャスリーン・ロイド)が子供たちとパレードの練習しているところにも強風とともに現れ襲撃してきたが、墓場に逃げ込むと追いかけてこない」「ドアノブが無いなど不気味な事実が浮かび上がる。


その後、ローレンが自宅にいたのにもかかわらず、家ごと破壊されて犠牲になってしまい、自動車を操るものの正体に気付いた保安官たちと、恋人を殺され怒りに燃えるウェイドによる反撃が始まるが…

余談

自動車ホラー的存在を絡め映像化された史上初の作品であると言われる。


よく比較される『クリスティーン』は後発の1983年の作品で、ホラー的な存在ではあるものの出自や物語の構成は全く異なる。


2019年には『The Car:Road to Revenge』という続編の制作が発表された。


悪魔の車について


・作中登場する恐怖の黒塗りの自動車はフォード・モーターの1971年式リンカーン・コンチネンタルマークⅢを改造したもので、アップ用、スタント用を合わせた計4台が製作され、撮影中スタント用は全てスクラップになったが、残りのアップ用は最終的にコレクターの手に渡ったとされる。


・この車を手掛けたのは、有名人向けの特別オーダーやバットマンバットモービル製作を担当したカーカスタマイザーのジョージ・バリス氏。バリス氏は不気味さを出すため車高を7.6cm下げサイドフェンダーの長さを左右で揃えた。車体の寸法は全長6m、全幅2.8m、重量は約2.5トン。ボディカラーはスチールパールチャコールの三重塗装となっている。なお、劇中では車内からの視点でフロントガラスがオレンジに見えるシーンがあるが、これはガラス外側を琥珀色、内側をスモークでラミネート処理しているためである。


・監督によると、劇中の印象的なホーンは、モールス信号の「X」を表しているという。またクラクション自体はアメリカのハドレー社製の「Hadley Ambassador Rectangular Bell horn」が使用された。


・製作にあたって12人の男性が10ヵ月かけて4台を製作した。完成には4週間かかったとされ、過酷なスタントからスタントマンを守るため、劇中では明確に描写されなかった車内には安全装置や機構が組み込まれた。製作費用は8万4000ドル


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