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ウルシ(転剣)

うるし

棚架ユウによる小説『転生したら剣でした』の登場キャラクター(メイン画像右の狼)。

CV:後藤ヒロキ

概要

あるダンジョンのトラップでフランとはぐれてしまった師匠が、彼女の探索のために所持していた召喚スキルを使って呼び出した狼の魔獣。性別はオス。


召喚当初は「オニキスウルフ」という牛サイズの黒い狼だったが、慌てた師匠が魔力をこめすぎて召喚したため暴走しかかってしまい、暴走を鎮めるために「名付け」という契約を施すことでさらに二回りほど大きい「ダークネスウルフ」というレア魔獣に進化した。

名前の由来は、漆黒の毛並から「」を連想したから。

フラン救出後、正式にフラン(と師匠)の従魔(冒険者が使役する魔獣)となる。


大型犬サイズまで体を小さくすることができ、普段はこの姿か、スキルの力でフランの影の中に入っている。

言葉こそ喋れないが非常に頭がよく感情表現も豊か。段々と言動(?)が犬っぽくなっている節がある。

師匠のカレーが好物だが、やや甘口が好みなフランとは逆に激辛が好み。


多彩なスキルと魔法を操るため、単純な戦闘行為はもちろん、影に潜んでの偵察や奇襲、フランを背にのせて空中を歩行したり、乗騎として目的地までの移動手段として活躍したりと、様々な場面で師匠とフランをサポートする。

その一方で、元々がサポート向けな種族であるのに加えて、今後上位種に進化できてもやはりサポート系になってしまい、直接的な能力が上がらないため、物語が進むにつれ、次第に激化していく戦いについていけなくなりだしており、内心では焦りを抱えるようになる。


関連タグ

転生したら剣でした


師匠(転剣)

フラン(転剣)



ランガなろう出身作における主人公の影に潜む狼の魔物繋がり。こちらも名付けによって進化してはいるが、召喚されたわけではない。

また、属性が嵐と雷ゆえ、ウルシと対照的に最前線で戦うことが多い。







































以下、ネタバレ






















第13巻で師匠に封印されていた伝説の魔獣フェンリルの導きで、師匠のフルメンテが行われることになり、それが終わるまでの約半年、魔狼の平原でフランと共に修行することになる。


しかし、上記の理由から焦っていたウルシは、何としても強くなろうと無茶をした結果、片足と片目を失う重傷を負ってしまう。

それでも諦めないウルシは、努力の結果遂に進化するレベルに達する。だが、それも当初の予想通りの本人の望まないサポート向けの上位種であり、勝手に進化しようとする自分に必死に抵抗する。


そんな彼を見兼ねたフェンリルは、ウルシに一つの提案をする。それは、フェンリルの力の一部を授かり、「ラグナロクウルフ」というイレギュラーな個体に進化するというものであった。

しかし、絶大な力を得る代わりに、元神獣であるフェンリルの力で強引に進化する副作用で、他の狼からは恐れられ避けられるようになる。フランと師匠の仲間としてならともかく、狼としては番を持つことも許されない孤独な一生を送ることになるという代償があった。

そのことをウルシに説明するフェンリルだが、ウルシは躊躇うことなく受け入れた


そして、生涯孤独なラグナロクウルフが爆誕した。進化したウルシの荘厳な姿にフランも、メンテの終わった師匠も称賛の言葉を送り、ウルシも嬉しそうに答えた。

その称賛こそがウルシの望んだものだった。

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