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概要

初出作品はFC『女神転生Ⅱ』。

種族は“邪神”で、強敵ながらも一般出現する悪魔程度の扱いであった。


真・女神転生』ではCHAOS陣営の幹部である魔王として登場。

この作品のアリオクの注目すべき点は何よりもそのデザインで、黒い翼を持つ膨れ上がった肉体、その中心に縦に開いた巨大な口という、『エルリック・サーガ』の混沌の神アリオッチを参考にした禍々しい姿である。問題は、どう見ても口がアレにしか見えず、数多のメガテニストを戦慄させた存在である。

なお、マーラ様もこの作品が初登場であるが、マーラ様は悪魔合体限定であるのに対して、アリオクはCHAOS、NEUTRAL、LAW全ルートで必ず対面するという扱いである。(一応、次作『真・女神転生Ⅱ』ではマーラ様も固定ボスになる)

これ以後、アリオクはほとんどデザインが変化することなくシリーズ作品に登場しており、そしてアトラス遊びを追求した結果デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王』で完全に3Dデザイン化し、奇しくもマーラ様も同作品で完全体が3Dデザインで登場する。


ちなみに、初登場作品から現在(真・女神転生Ⅴ)まで氷結属性スキルor耐性所持、『真・女神転生』以降は物理耐性所持など、能力がシリーズを通して統一されている稀有な悪魔である。

基礎レベルはどの作品でも高く、物理攻撃力と打たれ強さに優れているのも一貫している。

にもかかわらず、ドラマ版デビルサマナーでは第3話に登場し、ヴィシュヌに下級悪魔呼ばわりされて、瞬殺されるというあんまりな役所であった。


各作品のアリオク

女神転生Ⅱ

アリオクの初登場作品で、種族は邪神。この頃は羽根、角、尾を持つ正統派の悪魔然としたデザイン。

バエル城で通常エンカウントする存在だが、マシバブーラ(敵複数体に緊縛効果)やテンタラフー(1~8回ダメージ&混乱付着)などの厄介なスキルを持っていることからなかなかの強敵である。


真・女神転生

カテドラルに攻め込んだカオス陣営の幹部悪魔であり、種族は魔王。

アリオクと協力することになるカオスルートではカオス陣営に身を投じて戦うことを決心した主人公を労わる一面やデビルリングの素材である“アリオクの牙”を求められた際に理由を聞くことなく快く譲渡する姿を見せ、敵対することになる他ルートでは己の力を“復讐の牙”に喩えて戦いを挑むという武人的な気質の持ち主である。特に復讐の牙という概念は後の作品でもアリオクが口にする言葉としてたびたび登場する。

他のカオス陣営幹部であるスルトが直接物理攻撃に秀でた能力値、アスタロトがすべての魔法属性攻撃を吸収する防御相性という特徴があるように、アリオクは剣・銃・物理系特技属性攻撃を完全に無効化し、まともに通る攻撃は火炎・衝撃・万能属性のみという凄まじい防御相性を持つ。

メガCD版では合体で仲魔にすることが可能。


魔神転生

邪神種族の悪魔で、氷結系スキルに秀でている。また、邪神種族悪魔の特徴として直接攻撃に麻痺効果を持つがアリオクは付着確率が1/4となかなかに高い。

また、シナリオ35「わな‐レーテにかかるはし‐」には32体のアリオクが登場する

同シナリオのマップは橋の中央に宝箱があり、そこから上半分にアリオクの群れが配置されているというもので、宝箱のためにアリオクたちと死闘を繰り広げるのも安全を優先して逃げるのもプレイヤーの自由意思にゆだねるという変わった仕様のステージである。

同所の宝箱から入手できる武器“ゴッドスレイヤー”は魔神・邪神族特攻持ちの武器であり、エルリックサーガにおいてエルリックがアリオッチの手引きで入手した法と混沌にバランスをもたらす魔剣ストームブリンガーを思わせる構成となっている。


デビルサマナー葛󠄀葉ライドウ対アバドン王

銀氷属最高位の悪魔として登場。

武器持ち悪魔にのみ継承可能なスキル“鷹円弾”の攻撃範囲が広く、突進系スキルの移動距離が長いことから物理攻撃系スキルのエキスパートとも言える存在で、物理耐性と医術の心得(戦闘終了後、自身のHPを一定量回復)で高い継戦能力を有する。

また、今作のアリオクにはミシャグジさまとの特殊会話があるのだが、ミシャグジさまの「オマエさんとはとても相性が良さそう」「真正面から行っても受け止めて貰えることに疑いはない」という発言に対して、アリオクも「我もキサマ相手ならば惑い無くして受け入れられる」と返し、互いに分かり合えた存在として意気投合する。


女神異聞録デビルサバイバー

邪神種族の悪魔として登場。

今作の邪神は種族スキル“混沌の波動(リメイク版では混沌の息吹)”によって攻撃・回復射程が3(4)という広範囲へのカバーが可能という長所を持つ反面、移動力-1&エクストラターン無効というデメリットから近接戦闘に持ち込まれると窮地に陥りやすい短所も持つ種族だが、アリオクの場合は物理無効という強力な防御相性を持つことから高い生存率とイニシアチブを担保する強力な仲魔である。


真・女神転生Ⅴ

ストーリーに関わる魔王種族の悪魔として登場。

今作のアリオクはダアト:千代田区で展開されたベテルと混沌の悪魔の全面戦争において、混沌勢力を率いる魔王として≪魔王城≫に座している。

前線に出ていたスルトとイシュタルを尽く討たれた上に天使たちが大挙して居城内に攻め寄せるという劣勢を単身で押し返すほどの実力を有する悪魔である。

主人公が魔王城最深部に踏み込んだ時点で数多の天使たちを手に掛けており、「かつて創造主に奪われた知恵を取り戻し、“創世”を目指すこと」を宣言して最後の戦いを挑む。

戦闘におけるアリオクは二体の堕天使デカラビアを呼び出して自身の補助・援護を行わせるという戦法を取り、デカラビアの“マハスクカジャ”で命中率を上昇させた“渾身剣(命中率は低いがクリティカルが必ず発生する物理攻撃スキル)”や“冥界破(敵全体に大威力物理攻撃)”による殲滅力、“ブフダイン”やマガツヒ集め後の“マフブフダイン”による火力等、アリオク自身のパラメータとも噛み合ってあらゆる攻撃が必殺の危険性を持つ強敵である。


また、作中では大天使アブディエルから名指しで「邪悪な堕天使」と呼ばれ、破壊神アスラおうが主人公を「アリオクを倒した存在」として認知しているなど、≪終の決戦≫でルシファー亡き後の混沌の悪魔勢力を束ねる総帥的立場の悪魔としてもアリオクは言及されている。


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