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ひとりでしにたい

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ひとりでしにたい

「ひとりでしにたい」とは、カレー沢薫 / ドネリー美咲(原案協力)による漫画作品。 「月刊モーニングtwo」で2019年9月号~2020年3月号連載。 現在「コミックDAYS」で連載中。
「ひとりでしにたい」とは、カレー沢薫 / ドネリー美咲(原案協力)による漫画作品。 「月刊モーニングtwo」で2019年9月号~2020年3月号連載。 現在「コミックDAYS」で連載中。

あらすじ

山口鳴海35歳、独身。

伯母が「孤独死」したことをきっかけに「終活」を始める。

ひとりでよりよく死ぬために、ひとりでよりよく生きたい。


登場人物&猫

主な人達

山口鳴海(やまぐちなるみ)

この作品の主人公。

35歳、独身。美術館の学芸員。自分で購入したマンションで猫と暮らしている。

伯母が「孤独死」したことをきっかけに「終活」を始める。

素直な性格で、自身の失敗を反省し次に生かそうとする。

那須田を始め周囲の人間から終活に必要な知識や制度を学び始める。

表情は豊かで面白いと評価られる。


那須田優弥(なすだゆうや)

24歳。鳴海の同僚。官庁から出向中のエリート。

鳴海と「孤独死」に興味を持っている。

那須田の言動から生い立ちが複雑そうな印象があるが、詳細は不明。


鳴海の職場の人達

松岡(まつおか)

鳴海の同僚。独身。眼鏡をかけたショートヘアの女性。

父は既に亡く、母親が都外の特別養護老人ホームに入所している。兄が一人居る。

母親の介護で仕事の早退や休みが多かった時期がある。

兄のことは(介護に一切関わらなかったことや簡単に仕事を休めないと発言したことから)

「いないのと同じ。クソの役にも立たないから」と酷評する。

上記の経験からか介護に関わる知識や制度に詳しい。


山崎(やまざき)

鳴海の同僚。3年前就職してきて広報担当になった女性。年代は那須田と近い。

大学へは日本学生支援機構の奨学金(第一種)を取って進学、卒業した苦学生。

奨学金返済を地道に続けている。

過去に母親が離婚したいと言ったことで熟年離婚の情報について色々調べたことがある。


お猫様達

魯山人(ろさんじん)

鳴海の飼い猫。ブリティッシュショートヘアのハチワレ。

鳴海の出勤後は二足歩行をして、つまみ食いをしたりパソコンをいじったりする。

山頭火をパイセンと慕う。


山頭火(さんとうか)

鳴海の実家の飼い猫。雑種のハチワレ。

家人がいない時は二足歩行をして、魯山人とビデオチャットをしたりする。


山口家の人達

山口和夫(やまぐちかずお)

鳴海の父親。光子の弟。2年前に定年退職後、自宅警備員に従事する。

生涯独身だった姉・光子をあまり良く思っていない様子。

良くも悪くも夫婦揃って見栄っ張りな性格。

老後は子どもに頼らない方針で、介護施設についての情報を独自に調べていた。


山口雅子(やまぐちまさこ)

鳴海の母親。結婚してからずっと専業主婦。

子ども達が独立した後はヒップホップダンス教室に通う。習っているのはロサンゼルススタイルヒップホップとのこと。衣装はワゴンセールで揃える等ところどころ主婦らしさがある。ヒップホップ教室での呼び名は「D.M」(ダンシングマサコ)

良くも悪くも夫婦揃って見栄っ張りな性格。

老後は子どもに頼らない方針で夫婦の意見は一致している様子。

支離滅裂な理屈で鳴海に親の世話を押し付けようとする聡を見て

「ビビったわ S時代(昭和と思われる)を駆け抜けてきたアタシもドン引き」

「聡は小さいころ体が弱くて大変だったけど その後は(鳴海を指して)あんたと違って手間がかからなかったからノーマークだったわ 育て方間違えた?」と驚いていた。


山口聡(やまぐちさとし)

鳴海の弟。早くにまゆと結婚し独立、5歳の息子・翔がいる。

良くも悪くも普通の成人男性。幼少期は病弱だった。

鳴海がまゆに対して子育てクソバイスをしたことに激怒し、

「不安煽る系はやめてもらえる?」「姉ちゃんは子育てしたことないから簡単に言うけどさ」「嫁さんちょっとナーバスっていうか うつっぽくなってるし しばらく連絡とらないでくれる?」

…とメッセージを送っている。


山口まゆ(やまぐちまゆ)

鳴海の義妹。聡の妻。5歳の息子・翔がいる。高卒。

鳴海からは(キラキラし過ぎて)「違う生き物だ!」とちょっと苦手に思われている。

自身のSNSには優雅でオシャレな子育て写真をよくアップしている。


山口翔(やまぐちしょう)

聡とまゆとの間に生まれた息子。鳴海の甥っ子。5歳。

フライドポテトが好き。


光子伯母さん(みつこおばさん)

鳴海の伯母で鳴海の父・和夫の姉。自宅マンションで「孤独死」した。享年70歳。

若い頃は美人で、大手企業の管理職にまで上り詰めたバリバリのキャリアウーマンだった。

弟一家(鳴海の実家)の近くに住んでいたが、亡くなるまでの数年間はほぼ没交渉だった。

晩年は怪しい投資や宗教に手を出したり等で財産を使い果たしたようで、

死後の後始末をした和夫曰く「財産はな~んも残ってなかった」とのこと。

光子の死は、鳴海の人生や価値観に大きな影響を与える切っ掛けになった。


その他の登場人物

川上健太郎 (かわかみけんたろう)

鳴海の元彼。既婚。ニャーブラルタ生命保険に就職、課長まで昇進する。

鳴海は付き合ってる間で彼に勧められた保険を再検討するために彼と再会した。


美術館の常連のおばあさん

本名不明。穏やかな雰囲気の老婦人。鳴海が勤める美術館の常連客。

美術館めぐりを始めた切っ掛けは「家で旦那と一緒にいたくないから始めた」とのこと。

過去に風邪を拗らせてしまったことで食事の用意も自ら病院にも行くこともできず、3日くらい麦茶のみで生きていたことがある。そんな状況でも夫は何もしなかったらしい。

鳴海に「仕事しか能がない男と一緒になっちゃダメよ~ 老後ただの足手まといだから!」とアドバイスした。


蟠猫寺の住職(ばんびょうじのじゅうしょく)

山口家が檀家をしている寺・蟠猫寺(ばんびょうじ)の住職で、寺を身近に感じて欲しいと自らSNSをやっている。寺の猫「法然」の写真をよくSNSにアップしているとのこと。好きな音楽はデスメタル。

SNSを通じて鳴海に

「死は必ず訪れます 決まっていることから目をそらすというのはどうなんでしょうか? 」

「葬儀とはいったい 誰のためのものなのか……? よく考えてみてくださいね」

…と今後両親の終活を考える切っ掛けとなるメッセージを送った。


外部リンク

モーニング公式サイト

pixivコミック


関連項目

カレー沢薫 クレムリン(漫画)

あらすじ

山口鳴海35歳、独身。

伯母が「孤独死」したことをきっかけに「終活」を始める。

ひとりでよりよく死ぬために、ひとりでよりよく生きたい。


登場人物&猫

主な人達

山口鳴海(やまぐちなるみ)

この作品の主人公。

35歳、独身。美術館の学芸員。自分で購入したマンションで猫と暮らしている。

伯母が「孤独死」したことをきっかけに「終活」を始める。

素直な性格で、自身の失敗を反省し次に生かそうとする。

那須田を始め周囲の人間から終活に必要な知識や制度を学び始める。

表情は豊かで面白いと評価られる。


那須田優弥(なすだゆうや)

24歳。鳴海の同僚。官庁から出向中のエリート。

鳴海と「孤独死」に興味を持っている。

那須田の言動から生い立ちが複雑そうな印象があるが、詳細は不明。


鳴海の職場の人達

松岡(まつおか)

鳴海の同僚。独身。眼鏡をかけたショートヘアの女性。

父は既に亡く、母親が都外の特別養護老人ホームに入所している。兄が一人居る。

母親の介護で仕事の早退や休みが多かった時期がある。

兄のことは(介護に一切関わらなかったことや簡単に仕事を休めないと発言したことから)

「いないのと同じ。クソの役にも立たないから」と酷評する。

上記の経験からか介護に関わる知識や制度に詳しい。


山崎(やまざき)

鳴海の同僚。3年前就職してきて広報担当になった女性。年代は那須田と近い。

大学へは日本学生支援機構の奨学金(第一種)を取って進学、卒業した苦学生。

奨学金返済を地道に続けている。

過去に母親が離婚したいと言ったことで熟年離婚の情報について色々調べたことがある。


お猫様達

魯山人(ろさんじん)

鳴海の飼い猫。ブリティッシュショートヘアのハチワレ。

鳴海の出勤後は二足歩行をして、つまみ食いをしたりパソコンをいじったりする。

山頭火をパイセンと慕う。


山頭火(さんとうか)

鳴海の実家の飼い猫。雑種のハチワレ。

家人がいない時は二足歩行をして、魯山人とビデオチャットをしたりする。


山口家の人達

山口和夫(やまぐちかずお)

鳴海の父親。光子の弟。2年前に定年退職後、自宅警備員に従事する。

生涯独身だった姉・光子をあまり良く思っていない様子。

良くも悪くも夫婦揃って見栄っ張りな性格。

老後は子どもに頼らない方針で、介護施設についての情報を独自に調べていた。


山口雅子(やまぐちまさこ)

鳴海の母親。結婚してからずっと専業主婦。

子ども達が独立した後はヒップホップダンス教室に通う。習っているのはロサンゼルススタイルヒップホップとのこと。衣装はワゴンセールで揃える等ところどころ主婦らしさがある。ヒップホップ教室での呼び名は「D.M」(ダンシングマサコ)

良くも悪くも夫婦揃って見栄っ張りな性格。

老後は子どもに頼らない方針で夫婦の意見は一致している様子。

支離滅裂な理屈で鳴海に親の世話を押し付けようとする聡を見て

「ビビったわ S時代(昭和と思われる)を駆け抜けてきたアタシもドン引き」

「聡は小さいころ体が弱くて大変だったけど その後は(鳴海を指して)あんたと違って手間がかからなかったからノーマークだったわ 育て方間違えた?」と驚いていた。


山口聡(やまぐちさとし)

鳴海の弟。早くにまゆと結婚し独立、5歳の息子・翔がいる。

良くも悪くも普通の成人男性。幼少期は病弱だった。

鳴海がまゆに対して子育てクソバイスをしたことに激怒し、

「不安煽る系はやめてもらえる?」「姉ちゃんは子育てしたことないから簡単に言うけどさ」「嫁さんちょっとナーバスっていうか うつっぽくなってるし しばらく連絡とらないでくれる?」

…とメッセージを送っている。


山口まゆ(やまぐちまゆ)

鳴海の義妹。聡の妻。5歳の息子・翔がいる。高卒。

鳴海からは(キラキラし過ぎて)「違う生き物だ!」とちょっと苦手に思われている。

自身のSNSには優雅でオシャレな子育て写真をよくアップしている。


山口翔(やまぐちしょう)

聡とまゆとの間に生まれた息子。鳴海の甥っ子。5歳。

フライドポテトが好き。


光子伯母さん(みつこおばさん)

鳴海の伯母で鳴海の父・和夫の姉。自宅マンションで「孤独死」した。享年70歳。

若い頃は美人で、大手企業の管理職にまで上り詰めたバリバリのキャリアウーマンだった。

弟一家(鳴海の実家)の近くに住んでいたが、亡くなるまでの数年間はほぼ没交渉だった。

晩年は怪しい投資や宗教に手を出したり等で財産を使い果たしたようで、

死後の後始末をした和夫曰く「財産はな~んも残ってなかった」とのこと。

光子の死は、鳴海の人生や価値観に大きな影響を与える切っ掛けになった。


その他の登場人物

川上健太郎 (かわかみけんたろう)

鳴海の元彼。既婚。ニャーブラルタ生命保険に就職、課長まで昇進する。

鳴海は付き合ってる間で彼に勧められた保険を再検討するために彼と再会した。


美術館の常連のおばあさん

本名不明。穏やかな雰囲気の老婦人。鳴海が勤める美術館の常連客。

美術館めぐりを始めた切っ掛けは「家で旦那と一緒にいたくないから始めた」とのこと。

過去に風邪を拗らせてしまったことで食事の用意も自ら病院にも行くこともできず、3日くらい麦茶のみで生きていたことがある。そんな状況でも夫は何もしなかったらしい。

鳴海に「仕事しか能がない男と一緒になっちゃダメよ~ 老後ただの足手まといだから!」とアドバイスした。


蟠猫寺の住職(ばんびょうじのじゅうしょく)

山口家が檀家をしている寺・蟠猫寺(ばんびょうじ)の住職で、寺を身近に感じて欲しいと自らSNSをやっている。寺の猫「法然」の写真をよくSNSにアップしているとのこと。好きな音楽はデスメタル。

SNSを通じて鳴海に

「死は必ず訪れます 決まっていることから目をそらすというのはどうなんでしょうか? 」

「葬儀とはいったい 誰のためのものなのか……? よく考えてみてくださいね」

…と今後両親の終活を考える切っ掛けとなるメッセージを送った。


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カレー沢薫 クレムリン(漫画)

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「ひとりでしにたい」とは、カレー沢薫 / ドネリー美咲(原案協力)による漫画作品。 「月刊モーニングtwo」で2019年9月号~2020年3月号連載。 現在「コミックDAYS」で連載中。

あらすじ

山口鳴海35歳、独身。

伯母が「孤独死」したことをきっかけに「終活」を始める。

ひとりでよりよく死ぬために、ひとりでよりよく生きたい。


登場人物&猫

主な人達

山口鳴海(やまぐちなるみ)

この作品の主人公。

35歳、独身。美術館の学芸員。自分で購入したマンションで猫と暮らしている。

伯母が「孤独死」したことをきっかけに「終活」を始める。

素直な性格で、自身の失敗を反省し次に生かそうとする。

那須田を始め周囲の人間から終活に必要な知識や制度を学び始める。

表情は豊かで面白いと評価られる。


那須田優弥(なすだゆうや)

24歳。鳴海の同僚。官庁から出向中のエリート。

鳴海と「孤独死」に興味を持っている。

那須田の言動から生い立ちが複雑そうな印象があるが、詳細は不明。


鳴海の職場の人達

松岡(まつおか)

鳴海の同僚。独身。眼鏡をかけたショートヘアの女性。

父は既に亡く、母親が都外の特別養護老人ホームに入所している。兄が一人居る。

母親の介護で仕事の早退や休みが多かった時期がある。

兄のことは(介護に一切関わらなかったことや簡単に仕事を休めないと発言したことから)

「いないのと同じ。クソの役にも立たないから」と酷評する。

上記の経験からか介護に関わる知識や制度に詳しい。


山崎(やまざき)

鳴海の同僚。3年前就職してきて広報担当になった女性。年代は那須田と近い。

大学へは日本学生支援機構の奨学金(第一種)を取って進学、卒業した苦学生。

奨学金返済を地道に続けている。

過去に母親が離婚したいと言ったことで熟年離婚の情報について色々調べたことがある。


お猫様達

魯山人(ろさんじん)

鳴海の飼い猫。ブリティッシュショートヘアのハチワレ。

鳴海の出勤後は二足歩行をして、つまみ食いをしたりパソコンをいじったりする。

山頭火をパイセンと慕う。


山頭火(さんとうか)

鳴海の実家の飼い猫。雑種のハチワレ。

家人がいない時は二足歩行をして、魯山人とビデオチャットをしたりする。


山口家の人達

山口和夫(やまぐちかずお)

鳴海の父親。光子の弟。2年前に定年退職後、自宅警備員に従事する。

生涯独身だった姉・光子をあまり良く思っていない様子。

良くも悪くも夫婦揃って見栄っ張りな性格。

老後は子どもに頼らない方針で、介護施設についての情報を独自に調べていた。


山口雅子(やまぐちまさこ)

鳴海の母親。結婚してからずっと専業主婦。

子ども達が独立した後はヒップホップダンス教室に通う。習っているのはロサンゼルススタイルヒップホップとのこと。衣装はワゴンセールで揃える等ところどころ主婦らしさがある。ヒップホップ教室での呼び名は「D.M」(ダンシングマサコ)

良くも悪くも夫婦揃って見栄っ張りな性格。

老後は子どもに頼らない方針で夫婦の意見は一致している様子。

支離滅裂な理屈で鳴海に親の世話を押し付けようとする聡を見て

「ビビったわ S時代(昭和と思われる)を駆け抜けてきたアタシもドン引き」

「聡は小さいころ体が弱くて大変だったけど その後は(鳴海を指して)あんたと違って手間がかからなかったからノーマークだったわ 育て方間違えた?」と驚いていた。


山口聡(やまぐちさとし)

鳴海の弟。早くにまゆと結婚し独立、5歳の息子・翔がいる。

良くも悪くも普通の成人男性。幼少期は病弱だった。

鳴海がまゆに対して子育てクソバイスをしたことに激怒し、

「不安煽る系はやめてもらえる?」「姉ちゃんは子育てしたことないから簡単に言うけどさ」「嫁さんちょっとナーバスっていうか うつっぽくなってるし しばらく連絡とらないでくれる?」

…とメッセージを送っている。


山口まゆ(やまぐちまゆ)

鳴海の義妹。聡の妻。5歳の息子・翔がいる。高卒。

鳴海からは(キラキラし過ぎて)「違う生き物だ!」とちょっと苦手に思われている。

自身のSNSには優雅でオシャレな子育て写真をよくアップしている。


山口翔(やまぐちしょう)

聡とまゆとの間に生まれた息子。鳴海の甥っ子。5歳。

フライドポテトが好き。


光子伯母さん(みつこおばさん)

鳴海の伯母で鳴海の父・和夫の姉。自宅マンションで「孤独死」した。享年70歳。

若い頃は美人で、大手企業の管理職にまで上り詰めたバリバリのキャリアウーマンだった。

弟一家(鳴海の実家)の近くに住んでいたが、亡くなるまでの数年間はほぼ没交渉だった。

晩年は怪しい投資や宗教に手を出したり等で財産を使い果たしたようで、

死後の後始末をした和夫曰く「財産はな~んも残ってなかった」とのこと。

光子の死は、鳴海の人生や価値観に大きな影響を与える切っ掛けになった。


その他の登場人物

川上健太郎 (かわかみけんたろう)

鳴海の元彼。既婚。ニャーブラルタ生命保険に就職、課長まで昇進する。

鳴海は付き合ってる間で彼に勧められた保険を再検討するために彼と再会した。


美術館の常連のおばあさん

本名不明。穏やかな雰囲気の老婦人。鳴海が勤める美術館の常連客。

美術館めぐりを始めた切っ掛けは「家で旦那と一緒にいたくないから始めた」とのこと。

過去に風邪を拗らせてしまったことで食事の用意も自ら病院にも行くこともできず、3日くらい麦茶のみで生きていたことがある。そんな状況でも夫は何もしなかったらしい。

鳴海に「仕事しか能がない男と一緒になっちゃダメよ~ 老後ただの足手まといだから!」とアドバイスした。


蟠猫寺の住職(ばんびょうじのじゅうしょく)

山口家が檀家をしている寺・蟠猫寺(ばんびょうじ)の住職で、寺を身近に感じて欲しいと自らSNSをやっている。寺の猫「法然」の写真をよくSNSにアップしているとのこと。好きな音楽はデスメタル。

SNSを通じて鳴海に

「死は必ず訪れます 決まっていることから目をそらすというのはどうなんでしょうか? 」

「葬儀とはいったい 誰のためのものなのか……? よく考えてみてくださいね」

…と今後両親の終活を考える切っ掛けとなるメッセージを送った。


外部リンク

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関連項目

カレー沢薫 クレムリン(漫画)

あらすじ

山口鳴海35歳、独身。

伯母が「孤独死」したことをきっかけに「終活」を始める。

ひとりでよりよく死ぬために、ひとりでよりよく生きたい。


登場人物&猫

主な人達

山口鳴海(やまぐちなるみ)

この作品の主人公。

35歳、独身。美術館の学芸員。自分で購入したマンションで猫と暮らしている。

伯母が「孤独死」したことをきっかけに「終活」を始める。

素直な性格で、自身の失敗を反省し次に生かそうとする。

那須田を始め周囲の人間から終活に必要な知識や制度を学び始める。

表情は豊かで面白いと評価られる。


那須田優弥(なすだゆうや)

24歳。鳴海の同僚。官庁から出向中のエリート。

鳴海と「孤独死」に興味を持っている。

那須田の言動から生い立ちが複雑そうな印象があるが、詳細は不明。


鳴海の職場の人達

松岡(まつおか)

鳴海の同僚。独身。眼鏡をかけたショートヘアの女性。

父は既に亡く、母親が都外の特別養護老人ホームに入所している。兄が一人居る。

母親の介護で仕事の早退や休みが多かった時期がある。

兄のことは(介護に一切関わらなかったことや簡単に仕事を休めないと発言したことから)

「いないのと同じ。クソの役にも立たないから」と酷評する。

上記の経験からか介護に関わる知識や制度に詳しい。


山崎(やまざき)

鳴海の同僚。3年前就職してきて広報担当になった女性。年代は那須田と近い。

大学へは日本学生支援機構の奨学金(第一種)を取って進学、卒業した苦学生。

奨学金返済を地道に続けている。

過去に母親が離婚したいと言ったことで熟年離婚の情報について色々調べたことがある。


お猫様達

魯山人(ろさんじん)

鳴海の飼い猫。ブリティッシュショートヘアのハチワレ。

鳴海の出勤後は二足歩行をして、つまみ食いをしたりパソコンをいじったりする。

山頭火をパイセンと慕う。


山頭火(さんとうか)

鳴海の実家の飼い猫。雑種のハチワレ。

家人がいない時は二足歩行をして、魯山人とビデオチャットをしたりする。


山口家の人達

山口和夫(やまぐちかずお)

鳴海の父親。光子の弟。2年前に定年退職後、自宅警備員に従事する。

生涯独身だった姉・光子をあまり良く思っていない様子。

良くも悪くも夫婦揃って見栄っ張りな性格。

老後は子どもに頼らない方針で、介護施設についての情報を独自に調べていた。


山口雅子(やまぐちまさこ)

鳴海の母親。結婚してからずっと専業主婦。

子ども達が独立した後はヒップホップダンス教室に通う。習っているのはロサンゼルススタイルヒップホップとのこと。衣装はワゴンセールで揃える等ところどころ主婦らしさがある。ヒップホップ教室での呼び名は「D.M」(ダンシングマサコ)

良くも悪くも夫婦揃って見栄っ張りな性格。

老後は子どもに頼らない方針で夫婦の意見は一致している様子。

支離滅裂な理屈で鳴海に親の世話を押し付けようとする聡を見て

「ビビったわ S時代(昭和と思われる)を駆け抜けてきたアタシもドン引き」

「聡は小さいころ体が弱くて大変だったけど その後は(鳴海を指して)あんたと違って手間がかからなかったからノーマークだったわ 育て方間違えた?」と驚いていた。


山口聡(やまぐちさとし)

鳴海の弟。早くにまゆと結婚し独立、5歳の息子・翔がいる。

良くも悪くも普通の成人男性。幼少期は病弱だった。

鳴海がまゆに対して子育てクソバイスをしたことに激怒し、

「不安煽る系はやめてもらえる?」「姉ちゃんは子育てしたことないから簡単に言うけどさ」「嫁さんちょっとナーバスっていうか うつっぽくなってるし しばらく連絡とらないでくれる?」

…とメッセージを送っている。


山口まゆ(やまぐちまゆ)

鳴海の義妹。聡の妻。5歳の息子・翔がいる。高卒。

鳴海からは(キラキラし過ぎて)「違う生き物だ!」とちょっと苦手に思われている。

自身のSNSには優雅でオシャレな子育て写真をよくアップしている。


山口翔(やまぐちしょう)

聡とまゆとの間に生まれた息子。鳴海の甥っ子。5歳。

フライドポテトが好き。


光子伯母さん(みつこおばさん)

鳴海の伯母で鳴海の父・和夫の姉。自宅マンションで「孤独死」した。享年70歳。

若い頃は美人で、大手企業の管理職にまで上り詰めたバリバリのキャリアウーマンだった。

弟一家(鳴海の実家)の近くに住んでいたが、亡くなるまでの数年間はほぼ没交渉だった。

晩年は怪しい投資や宗教に手を出したり等で財産を使い果たしたようで、

死後の後始末をした和夫曰く「財産はな~んも残ってなかった」とのこと。

光子の死は、鳴海の人生や価値観に大きな影響を与える切っ掛けになった。


その他の登場人物

川上健太郎 (かわかみけんたろう)

鳴海の元彼。既婚。ニャーブラルタ生命保険に就職、課長まで昇進する。

鳴海は付き合ってる間で彼に勧められた保険を再検討するために彼と再会した。


美術館の常連のおばあさん

本名不明。穏やかな雰囲気の老婦人。鳴海が勤める美術館の常連客。

美術館めぐりを始めた切っ掛けは「家で旦那と一緒にいたくないから始めた」とのこと。

過去に風邪を拗らせてしまったことで食事の用意も自ら病院にも行くこともできず、3日くらい麦茶のみで生きていたことがある。そんな状況でも夫は何もしなかったらしい。

鳴海に「仕事しか能がない男と一緒になっちゃダメよ~ 老後ただの足手まといだから!」とアドバイスした。


蟠猫寺の住職(ばんびょうじのじゅうしょく)

山口家が檀家をしている寺・蟠猫寺(ばんびょうじ)の住職で、寺を身近に感じて欲しいと自らSNSをやっている。寺の猫「法然」の写真をよくSNSにアップしているとのこと。好きな音楽はデスメタル。

SNSを通じて鳴海に

「死は必ず訪れます 決まっていることから目をそらすというのはどうなんでしょうか? 」

「葬儀とはいったい 誰のためのものなのか……? よく考えてみてくださいね」

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