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作品情報

作者都桜和
フォーマット4コマ
ジャンル学園モノギャグ
出版社芳文社
連載誌まんがタイムきららCarat
連載開始2012年9月
単行本既刊2巻
連載状況完結(2014年7月号)

概要

4コマ漫画誌『まんがタイムきららCarat』で2012年6月号から8月号までスペシャルゲストとして掲載された後、2012年9月号~2014年の7月号まで約2年間にわたって連載された。


作者の(単行本としては)処女作である『うらバン!』(以下、前作と表記)と同様に高校での部活動をテーマにした漫画であるが、前作が吹奏楽部の静かな日常を主軸としていたのに対して、本作は茶道部のにぎやかな日常を作品の基軸にしている。茶道部というと連載開始直前に他誌で連載が終了したみよしふるまちの『ケッコーなお手前です。』が連想されるかもしれないが、当該作品が伝統的・典型的な茶道であるのに対して、本作では普段の部活動のシーンにケーキやサンデー(sundae)・抹茶ミルクが出てくるなど、一般的な視点からするとやや前衛的で奇異なものとなっている。


ストーリー

高校に入学したヒロインの桜は、自分を変えたいという思いから様々な部活に体験入部するが、とある事情によって悉く入部を断られた。しかしある日、チーズケーキの香りにつられて茶室に足を踏み入れ、お手前を見せてくれた七紀の誘いにより、親友の菊華と茶道部に正式に入部した。


登場人物

大東寺 桜(だいとうじ さくら)

ドジでちょっと食い意地が張っている、小さきメインヒロイン。オープンな性格で元気はつらつなのだが空回りしてしまうことも多く、そのドジっぷりから数多の部活で出禁にされてしまう(原因は備品破壊・失火その他諸々)。ネットのデマに踊らされたり「お点前」と聞いて格闘技を連想したりと、学はあまりない。

菊華とは幼稚園時代からの付き合いで、現在も同じ女子寮で暮らしている(部屋は別々)。2人の茶道部入部前は、彼女が社長令嬢を目指していることや身だしなみに気を使わないこと、同人活動をしていることを知っている唯一の人物であった。また、唯一、彼女の部屋に入ることを許されており、かなりの信頼を置かれている。


藤原 菊華(ふじわら きっか)

桜と一つ屋根の下で暮らしている、オタク少女(※)。学校では良家のお嬢様ともっぱらの噂だが、幼い頃から社長令嬢を目指しているだけで実際は公務員家庭の育ち。更に身だしなみ、部屋の整理、体型への気遣いが欠けているなど、結構いいかげんな性格。欠点は基本的に桜がカバーしているが、その彼女のことをフォローするのは菊華自身であり、持ちつ持たれつの関係を築いてきたことが窺われる。最初期は前衛的な茶道に戸惑っていたが、徐々に受け入れるようになった。

ちなみに、普段は標準語だが祖母と話すときは新潟訛りが強い。

※マーサー・ふじわらというPNで同人作家をやっている。


大虎 七紀(おおとら ななき)

黒髪ロングの実質実力者。桜・菊華より1つ上の学年。部長の善萌草が留守にすることが多いため、活動熱心な彼女が代わりに部を取り仕切っている(毎週水曜日の例会以外にも、ほぼ毎日自習練をしている)。桜・菊華・コレットと違い、高校には実家から通っている。

容姿端麗・常識人・知識豊富で温和な性格と、かなり理想的な大和撫子なのだがアルコールに弱く、甘酒やチョコレートでも酔ってしまう上、酒癖が非常に悪い。


犬山 理子(いぬやま りこ)

老舗漬物店の令嬢。七紀と同じく、桜・菊花より1つ年上。人見知りかつ極度の照れ屋で、普段は壺の中に隠れている(桜曰く「糠漬け娘」)。また、ちょっとした体重の変化にも敏感で、七紀の作るお菓子の誘惑との間で葛藤することもある。彼女と打ち解けるまでに時間はかかったが、優しく頼りがいがあり、自分の照れ性をきちんと理解してくれたため、今では大好きだと思っている。


白風 善萌草(しろかぜ よもぎ)

第4話で登場した3年生(※)の茶道部部長。舞妓・菓子作りに生徒会長と多趣味で、部の運営がお留守。幽霊にもかかわらず部長となるだけあって、茶道の知識は非常に豊富。しかし残念なことに中身がおっさんで、理子にちょっかいを出しては避けられる。

※Carat2012年9月号のカラーページでは善萌草も緑色のリボンをしているが掲載時のミスで、本来は赤いリボンである。


コレット ウォール(Colette W.)

第18話で登場した年齢不詳の留学生。非常に優秀で中学校の義務教育を免除されており、2年生でありながら桜・菊華より年下。日本文化に染まりすぎていて、中身は日本人そのもの(※)。はっきりとした性格で、理子と同じように七紀が大好き。

ちなみに、実家はかなりの名家らしい。

※留学理由は、サブカルをネイティブに楽しむためとのこと。


松平 れいな(まつだいら れいな)

第11話で登場した茶道部の顧問。洋風茶道に理解がある、というより茶道部を洋風に染め上げている張本人。桜と気が合う。その正体は国内有数の企業グループ、松平グループの社長令嬢で、茶道だけでなく書道・ピアノにも通じている。いつもガードマンのさわちゃんと行動している。


さわちゃん

先生の幼馴染のガードマン。ノコギリ。


生徒会役員。菊華をつけまわすストーカー。


唯川 ろむ

生徒会役員。杏のリモコン。菊華の正体を暴こうとしている。


舞台

・東小江戸学園

桜・菊華が通う高校。共学。所沢市がモデルと思われる。

(2巻69ページの女子寮の表札、2巻58ページのナンバープレート、1巻76ページの行先標参照)


・小江戸市

古き良き街並みが残っている、川越市のような町。茶道部御用達の和菓子屋、黒目菓子店がある。


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都桜和 うらバン!

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茶道部

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